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米HP、64bit“AMD Opteron”搭載“HP ProLiant”サーバーファミリーを発表――米AMDと技術やマーケティングでも協業

2004年02月25日 19時03分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)と日本エイ・エム・ディ(株)は25日、米ヒューレット・パッカード社と米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(Advanced Micro Devices)社が現地時間の24日、AMDの64bitプロセッサー“AMD Opteron”を搭載した“HP ProLiant”サーバーファミリーを発表するとともに、複数年にわたり、購買、マーケティング、技術において協業し、次世代サーバーの性能向上を推進することで合意したと発表した。

日本HPは、x86アーキテクチャーで64bit処理を行なうための技術“64ビット拡張テクノロジ”を搭載した“HP ProLiant(プロライアント)”サーバーファミリーを今春から順次発表するほか、64ビット拡張テクノロジを搭載したインテルのXeonプロセッサーを搭載した“HP ProLinat”の製品化も予定。1Wayと2Wayのサーバーを今年の夏に、4Wayと8Wayのサーバーを2005年に発表するとしている。

『HP ProLiant DL145』 『HP ProLiant DL585』
『HP ProLiant DL145』『HP ProLiant DL585』
AMD Opteron搭載ProLinatファミリー

今回発表したProLiantサーバーは、AMD Opteron 200シリーズを搭載した2Wayの『HP ProLiant DL145』とOpteron 800シリーズを搭載した4Wayの『HP ProLiant DL585』。ProLiant DL145は、最大16GBの2Wayインターリーブメモリー(PC2700準拠DDR SDRAM)を搭載できる1Uラックマウントタイプで、ProLiant DL585は、エンタープライズクラスの最大64GBの2Wayインターリーブメモリー(PC2100準拠DDR SDRAM)を搭載できる4Uラックマウントタイプ。併せて、高密度実装に対応した2Wayブレードサーバーを発売する予定があることも発表した。

同社はこれらの新製品により、32bit環境の投資を保護しながら、64bit環境への移行を促進するとしており、今後も、“x86プロセッサのHP ProLiant”と“ItaniumプロセッサのHP Integrity Server”、“ItaniumプロセッサのHP NonStop Server(今後発表予定)”を提供することで、64bitサーバーコンピューティングをリードするとしている。

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