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BCN総研、ブランドイメージ調査を実施――購入したいメーカーはノートパソコンとPDAは“ソニー”、デスクトップは“DELL”

2004年02月23日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)BCNの市場調査部門であるBCN総研は20日、同社のホームページ上で実施したデジタル関連製品20ジャンルのブランドイメージ調査“デジタル関連製品で購入したいと思うメーカーとその理由について”の結果を公表した。調査期間は1月22日から26日まで。有効回答数は1580件。同調査は、実際の購入予定の有無に関わらず、購入を想定した場合の意向を調べることで、メーカーに対するユーザーの潜在的な意向を見ることができるという。

それによると、購入したいと思うメーカーについては、ノートパソコンでは“ソニー”がトップ(16.1%)で、「人気・ブランド」(24.3%)、「現在(過去)使用している」(20.4%)、「デザイン」(20.0%)が主な選択理由となった。「人気・ブランド」を理由とする自由回答の中には「ソニーが好きだから」などの回答が多くみられ、ソニーブランドに対するユーザーの強い人気がうかがえた。2位は“DELL”(11.7%)、3位は“NEC”(11.0%)、4位は“富士通”(8.4%)、5位は“日本IBM”(5.8%)で、「メーカーにはこだわらない」が27.6%。

一方、デスクトップパソコンでは“DELL”がトップ(15.5%)で、「価格(安さ・コストパフォーマンス等)」(63.7%)が主な選択理由となっており、圧倒的ウェイトを占めたという。2位は“ソニー”(12.2%)、3位は“NEC”(10.4%)などで、「メーカーにこだわらない」が27.7%。

PDAでも“ソニー”がトップ(15.5%)で、「人気・ブランド」(32.6%)が主な選択理由となった。「人気・ブランド」を理由とする自由回答の中には「クリエが欲しい」とする回答も多くみられ、ソニーのブランド力に加え、クリエの商品力の強さもうかがえたとしている。ちなみに、2位は“シャープ”(12.0%)、3位は“NEC”(2.3%)、4位が“カシオ”(2.2%)、5位が“hp”(1.8%)で、「メーカーにはこだわらない」は46.3%となっている。

なお、同社では、今回の調査報告書(本文、単純/クロス集計、キーワード別自由回答など)を販売する。形態はExcelデータ(CD-ROM)。価格は1部21万円。Vol.1を3月1日に、Vol.2を3月12日に、Vol.3を4月2日に刊行する予定。

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