Happy Hacking Keyboard Professional
Happy Hacking Keyboard Professional
2004年02月19日 12時24分更新
インターフェイスはUSBを採用。PS/2仕様は現在のところ用意されない。底面の「脚」は高低2タイプを使い分けられる。 |
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PCショップでキーボード選びをしたことがある人なら、テンキーはおろか、ファンクションキーもない、このキーボード「Happy Hacking Keyboard Professional」の普及モデル「Happy Hacking Keyboard Lite2」を見たことがあるだろう。しかし、Lite2のやや固めのタッチに対して、こちらは驚くほど軽やかで、いつまでも打っていたくなる高品位な入力感。でも価格は4倍以上の2万5000円もする。
UNIX配列のため「~」が右上にあるのでIMEのON/OFFは若干不便。しかし、心地よいコトコト系のタッチは得がたいものがある。 |
この極上タッチは、新採用する東プレ製のキースイッチによって実現している。同社は1万6000円という高価格ながら、秋葉原の店頭に入荷するや即完売という隠れたヒット商品「RealForce106」(実は筆者も愛用)を輩出している実力派のメーカー。一方のPFU「Happy Hacking Keyboard」(以下、HHK)シリーズは、一部が特殊なUNIX配列ながらコンパクトさが評価されてシリーズ総計で数十万台の販売実績を持つ人気ブランド。キーボード界のダブルネームの結晶が本機というわけだ。
価格はさておき、タッチについては「もう最高」のひと言に尽きる。しかし、一般の読者がWindows用キーボードとして使用するには、少々対策を講じたほうがよさそう。というのも、「~」が右上にあるためIMEのON/OFFが不便なほか、変換ミスした際の範囲選択もFnキーを押しつつ行う必要がある。それほど高い出費ではないので、下で紹介しているキー配列変換ソフト「USJP」と組み合わせるのがお勧めだ。
トリニティーワークスのキー配列変換ソフト「USJP」
トリニティーワークスのWebサイト |
トリニティーワークス(http://www.trinityworks.co.jp/)のキー配列変換ソフト「USJP」(シェアウェア780円)。英語/日本語配列を再起動なしで切り替え可能なほか、HHKの◆ボタンでIMEのON/OFFなどが可能になって非常に便利になる。