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ソニー、PictBridge対応デジタルフォトプリンター『DPP-EX50』を発表

2004年02月18日 15時08分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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ソニーマーケティング(株)は18日、“PictBridge(ピクトブリッジ)”対応のデジタルフォトプリンター『DPP-EX50』を発表した。3月5日発売で、価格はオープンプライス(編集部による予想販売価格は2万5000円前後)。

DPP-EX50
DPP-EX50

DPP-EX50は、ポストカードサイズ(101.6×152.4mm、1612×2418ドット相当)の用紙、Lサイズ(89×127mm、1412×2015ドット相当)の用紙、スモールサイズ(71.7×95.5mm)の用紙、シール紙に対応したプリンター。昇華型熱転写方式で、オーバーコート処理“スーパーコート2”を施すことにより、アルバムに保存した状態で100年相当の耐久性を備えているという。プリント解像度は403×403dpi。高速処理と新アルゴリズムにより画質の向上と処理時間の短縮を可能にした“フォトクオリティープロセッサー”を新たに搭載した。処理速度では、例えばL判をプリントする場合、『DPP-EX50』は約70秒で、従来機の『DPP-EX5』の約120秒と比較して大幅にプリント時間が短縮されたいう。また、主に業務用プリンターで用いられているサーマルヘッド蓄熱補正技術を採用し、色のにじみの低減や画質の向上が図られている。Exif Print(Exif 2.2)対応。

ダイレクトプリントの統一規格“PictBridge”に対応するほか、メモリースティックスロットとコンパクトフラッシュスロットを備えており、本体上面にある操作用のモノクロLCDディスプレーを使えば、パソコンを使用しなくてもプリントが可能。そのほか、写真と壁紙/文字/スタンプなどを組み合わせてレイアウトできる画像編集機能、赤目補正機能、コントラスト/輝度/彩度/階調等の自動補正機能“オートファインプリント3”、スライドショー機能を備える。かな漢字入力には、予測入力機能“PoBOX”を採用し、和文用フォント3種、欧文用フォント5種を搭載する。JIS第1水準対応。

入力用インターフェースはメモリースティック×1、コンパクトフラッシュ×1、PictBridge用USB×1、パソコン接続用USB×1で、出力用インターフェースは映像出力(ピンジャック)×1。サイズは幅83×奥行き290(ペーパートレー装着で400)×高さ199mm、重量が2.2kg(ペーパートレー装着)。電源はAC100V。印刷用紙サイズなどDPP-EX50専用にカスタマイズしたWindows用静止画管理/加工/プリント統合ソフト『PictureGear Studio Ver.2.0』を同梱する。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000 Professional/XP Home Edition/XP Professional。

そのほか、関連製品として、ポストカードサイズ対応フォトペーパー『SVM-25LS』(希望小売価格1450円)、Lサイズ対応フォトペーパー『SVM-30MS』(同1200円)、スモールサイズ対応フォトペーパー『SVM-30SS』(同1200円)、スモールサイズ9分割ステッカー『SVM-30SW09』(同1200円)を発売する。

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