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日本HP、“HP Workstation xw”にLinuxインストール支援ツールが付属する“Linux Enableモデル”を追加

2004年02月09日 18時43分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は9日、パーソナルワークステーション“HP Workstation xw(エックスダブリュー)シリーズ”に『Linuxインストール支援ツール』を添付した“Linux Enable(リナックス・イネーブル)モデル”を追加すると発表した。注文仕様生産(C.T.O.)モデルとして、直販サイト“HP Directplusオンラインストア”や販売パートナー“HP Directpartner”経由などで販売し、同日付けで受注を開始する。価格は11万9000円から。併せて、“HP Workstation xw4100シリーズ”にPentium 4 E(Prescott)を搭載したモデルを追加するとともに、最新グラフィックスカード『Quadro FX 1100』を追加する。

HP Workstation xw4100シリーズ
HP Workstation xw4100シリーズ

『Linuxインストール支援ツール』は、Linux OSをインストールする際の手間と時間を省くために、“Errata”(Linux OSのアップデートやバグフィックス)と、同社が事前にチェックした各種ドライバーソフトなどをまとめたツール集。複数のLinux OSのバージョンに対応する。製品にはLinux OSが含まれていないため、使用目的に合わせてLinux OSを別途用意する必要がある。対応しているLinux OSは、Red Hat Linux 7.3/9.0、Red Hat Enterprise Linux 3。同社では今後ほかのバージョンもサポートするとしている。価格は、HP Workstation xw4100シリーズのLinux Enableモデルが11万9000円から、HP Workstation xw6000シリーズのLinux Enableモデルが15万8700円から、HP Workstation xw8000シリーズのLinux Enableモデルが22万2000円から。

また、HP Workstation xw4100シリーズのPentium 4 E搭載モデルはDirectplus専用モデルとして販売し、“Linux Enableモデル”と“Windowsモデル”の2種類をラインアップする。価格は12万9000円から。

『Quadro FX 1100』は、米エヌビディア社のグラフィックスプロセッサー(GPU)『Quadro FX』と128MBのグラフィックスメモリーを搭載したグラフィックスカード。従来製品の上位モデル『Quadro FX 2000』に相当するの処理性能(同社調べ)を持つという。C.T.O.メニューに追加し、アップグレード価格は7万円。

同社は併せて、HP Workstation xw4100/xw6000/xw8000シリーズのDirectplus専用モデルについて、最大11%値下げする価格改定を発表した。CPUとメモリーの価格が対象となる。たとえば、HP Workstation xw4100シリーズの場合、価格は19万8000円から17万7000円に11%値下げされる。

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