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アライドテレシス、フィルタリング機能を装備した“レイヤー2プラス”スイッチ『CentreCOM 8424TX』など2製品を発表

2004年02月04日 13時09分更新

文● 編集部

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アライドテレシス(株)は2日、IPフィルタリング機能を装備した“レイヤー2プラス”として、インテリジェントスイッチ『CentreCOM 8424TX』『CentreCOM 8424XL』を発表した。価格は、CentreCOM 8424TXが14万9000円、CentreCOM 8424XLが17万8000円。同日付けでCentreCOM 8424TXの受注と出荷を開始し、CentreCOM 8424XLの受注は2月下旬に開始する予定。

『CentreCOM 8424TX』 『CentreCOM 8424XL』
『CentreCOM 8424TX』『CentreCOM 8424XL』

『CentreCOM 8424TX』と『CentreCOM 8424XL』は、10/100BASE-TX×24ポートを装備したレイヤー2スイッチ。従来レイヤー3スイッチが搭載していたIPフィルタリング機能をハードウェアで実装したことで、送信元/宛先IPアドレス、プロトコル、ポートなどによる通信パケットのフィルタリングが可能になるため、セキュリティーの強化など、より柔軟なネットワーク設計が行なえるのが特徴。同社では、フィルタリング機能を搭載したレイヤー2スイッチを“レイヤー2プラス”として、従来製品との差別化を図るとしている。

VLANは最大255個のIEEE 802.1Q準拠タグVLANとポートベースVLANをサポートし、マルチプルVLANにも対応。マルチキャストグループへの参加/不参加を監視するIGMPスヌーピング、IEEE 802.1pによるQoSとIPベースのQoSに対応する。IEEE 802.1D準拠のスパニングツリープロトコルを利用したネットワークの二重構成も可能(スパニングツリードメインは16個まで設定可能)。ポートとランキングにも対応している。

本体サイズは1Uラックマウント対応で、ファンレス設計となっている。8424TXは幅341×奥行き231×高さ44mm、重量が2.3kg。8424XLは幅440×奥行き357×高さ44mm、重量は4.6kg。空調設備がない環境でも利用できるように、動作時温度を最大50度まで上げることができるファンモジュール『AT-FAN02』(4万9800円)をオプションで用意する。そのほか、機器の設定内容の保存やインストールなど容易に行なえるようにするための外部コンパクトフラッシュ(CF)『AT-CF128A-001』(9万8000円)もオプションで提供する。

8424XLは、オプションの拡張モジュール“8424XLアップリンクモジュール”を利用してGigabit Ethernet×2ポートを搭載できるほか、外部リダンダント電源装置を利用して電源を二重化することも可能。拡張モジュールとして、1000BASE-Tの『AT-A50』(4万9800円)、1000BASE-SXの『AT-A51』(5万9800円)、1000BASE-LXの『AT-A53』(9万8000円)を2月下旬に出荷する。

同社では、IEEE 802.1x認証機能やIEEE 802.1wラピッドスパニングツリー機能などをサポートするファームウェアを3月下旬に提供する予定としている。

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