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グラフテック、コンシューマー向けカッティングマシン“Craft ROBO”を発売――価格は4万9800円

2004年02月02日 00時00分更新

文● 編集部

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グラフテック(株)は2日、カット加工が行なえるコンシューマー向けのカッティングマシン『Craft ROBO』(CC100-20)を3月6日に発売すると発表した。同製品は、同社の持つ業務用カッティングマシンのノウハウをコンシューマー向け製品に応用した製品で、ペーパークラフトや立体グリーティングカード、オリジナルシール、ラベルなどの作製が行なえるのが特徴。価格は4万9800円。製品の専用ウェブサイトも開設した。

『Craft ROBO』(CC100-20)
『Craft ROBO CC100-20』

『Craft ROBO』(CC100-20)は、製品に付属するソフト『ROBO Master』や、ソフトメーカーから発売されるCraft ROBO対応ソフトを利用してプリントしたA4サイズの印刷物をセットすることで、Craft ROBOが“位置あわせマーク(トンボ)”をセンサーで読み取り、印刷されたものに合わせてカットできる機能を搭載する。切り取り線のカットだけでなく、折り線の部分をミシン目カットすることも可能。カッティング範囲は最大200×1000mm(エキスパンドモード)。動作速度は毎秒10~100mm(毎秒10mmステップの10段階)。カッターは1本装着でき、専用カッターのほか、“ボールペンプランジャ”を装着すれば汎用ボールペンも利用できる。カットできる用紙は、カッティングフィルム(素材0.1mm以下、台紙を含む厚さ0.3mm以下。高輝度反射フィルムは除く)、ケント紙(157g/m2、画用紙、はがきなど。

インターフェースはUSB 1.1。電源は専用ACアダプター(DC24V)を利用し、消費電力は最大25W(待機時は10W)。本体サイズは幅368×奥行き160×高さ100mm、重量は2.5kg。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。パソコンにはPentium III-600MHz以上と128MB以上のメモリーが必要。製品には、USBケーブル、CraftROBOカッターセット(カッタープランジャ/刃先調整キャップ3種類/カッター刃)、ボールペンプランジャ、『CraftROBO Software Package CD-ROM』、お試しキットが同梱される。

起動画面のサンプル
『ROBO Master』

同社では純正用紙として、クラフトやグリーティングカード向けの『クラフトマルチ台紙つきカード』(CR09001、用紙10枚入り600円)や、オリジナルシール向けの『フィルムラベル』(CR09003、用紙5枚入り1200円)、インクジェットプリンターに対応した『マグネットシート』(CR09008、用紙2枚入り1000円)、『夜行ラベル』(CR09009、用紙2枚入り1500円)など、計11種類を用意しており、今後、順次ラインアップを増やしていくという。

また、同製品の発表に合わせて、Craft ROBOに対応した(株)コーパスのラベル印刷ソフト『夢ぷりんと7』(価格9800円)が3月上旬に発売されるほか、(株)クレオのはがき作成ソフト『筆まめ』が対応を予定。カットデータ付き素材集『クラフト満タン』(価格8800円)がデザインエクスチェンジ(株)から3月6日に発売される。

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