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日本HP、ProLiant DL140ベースのHPTCクラスタ・ソリューションを発表

2004年01月29日 00時00分更新

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日本ヒューレット・パッカード(株)は、ハイパフォーマンス・テクニカル・コンピューティング(HPTC)分野に向けて、IAサーバ『HP ProLiant DL140』をベースとするHPTC IAクラスタソリューションを発表した。HPTCクラスタシステムに最適な構成・機器を選定し、あらかじめラック搭載作業。Linuxインストレーション、クラスタ管理ツールのインストレーション、動作試験を済ませて出荷することで、顧客側の導入の手間とTCO(総所有コスト)を大幅削減する。

ラック搭載型ソリューションである“HPTC IAクラスタソリューション”は、HPTC用途に適合したサーバ、インタコネクトなどを日本HPが選定してラックに搭載し、OSや管理ツールのインストール、クラスタシステムとして動作検証およびシステム構築まで行なう。OSはRedHat LinuxをベースにHPTCに必須のオープンソースソフトを検証・パッケージングし、Linuxクラスタにおいて小型システムからスーパーコンピューティング環境まで実現。各ノード間の接続はギガビット・イーサネットを中心にMyrinetへの対応も可能。ソフトウェアはRedHat Linux、HPのクラスタ管理ユーティリティ「CMU」、およびIAクラスタ用並列プログラミング環境である「SCoreクラスタシステムソフトウェア」にも対応。またインテル純正のLinux版コンパイラ「Intel Compiler for Linux」なども提供する。

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