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ソニー、PSXのシステムソフトをアップデート――DVD-R書き込み速度の向上やMP3再生に対応

2004年01月26日 15時16分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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PSX DESR-7000
『PSX DESR-7000』

ソニーマーケティング(株)は26日、2003年12月に発売したHDD&DVDレコーダー『PSX DESR-7000』『同 DESR-5000』のシステムソフトウェアを2月初旬に無償アップデートすると発表した。アップデートの内容は、基本機能の拡充(開発当初予定されていた機能のうち、発売までに省略されたもの)/ユーザーインターフェースの改善/発売後に報告された不具合の修正など。ブロードバンドインターネット回線に接続しているユーザーは、ネットワーク経由でダウンロードできるほか、ネットワークに非接続のユーザー向けにはCD-ROM(郵送、送料無料)でも配布される。合わせて2月5日午前9時より、ユーザーからの問い合わせ窓口として“PSX アップグレード専用デスク”も設置された。電話番号は0120-252-645(フリーダイヤル)で、受付時間は9時~20時(月~金)、9時~17時(土日祝日)となっている。



アップグレードの主な内容

基本機能の拡充
ダビング機能(HDD→DVD-R)を4倍速に高速化(従来は編集部実測で2倍速)
ミュージック機能でMP3の取り込み/再生に対応
フォト機能でTIFF形式の静止画再生に対応

使い勝手の向上
ビデオ機能に約15秒の早送り/早戻しを行なう“フラッシュ機能”を搭載
録画済みデータを日付/タイトル/ジャンル/視聴・未視聴で並べ替える“ソート機能”を追加
プレイステーション2対応USBキーボードでのタイトル入力に対応

不具合の修正
ユーザーから報告のあった外部機器(他社製スカイパーフェクTV!チューナー)からのダビングに対応
ジャストクロックの設定チャンネルが、自動チャンネル設定実行後に自動的に初期値に代わってしまう点を修正

ダビング機能の高速化は、4倍速対応のDVD-Rメディアを使用した場合、SLPモードで録画した映像を最大24倍速相当でダビング(DVDへの書き出し)が可能になる。音楽フォーマットは従来のATRAC方式に加えてMP3で音楽CDからの取り込み、およびCD-Rに記録したMP3ファイルの再生に対応した。


なお、3月にもアップグレードを予定しており、現時点で

  • DVD+RWへの録画・再生に対応
  • GIF形式の静止画ファイルの再生に対応
  • デジタルカメラからの動画取り込み/再生に対応(メモリースティック、サイバーショットのUSB経由)
  • プレイステーションユーザー向けウェブサイトサービス“プレイステーション BB”への対応

が予定されている(アップグレードの詳細は変更になる場合があるとのこと)。

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