アドビ システムズ(株)は23日、同社製品の登録ユーザーを対象とした新たな有償サポートプログラム“Adobe Expert Support(アドビエキスパートサポート)”の提供を同日付けで開始すると発表した。対象となる製品は、Adobe ReaderやAdobe PostScriptを含む同社の全製品。これに伴い従来の有償サポートは22日で終了した。
同サービスは、同社の製品を「よりよく“使いこなし”ていただく」ためのサポートを提供するものとしており、専門サポートスタッフが個々の製品の機能だけでなく、Adobe Creative Suiteなどの複数の製品にまたがる操作上の問題や、ワークフローの構築/実行を行なう際の解決策(How-to)などを提供する。複数の製品の問い合わせの場合でも、単一のスタッフがすべて担当するとしている。
サポートパッケージには、個人ユーザー向けとして、単一製品の案件解決まで(1インシデント)サポートする“プロダクトエキスパート インシデント(Product Expert Incident)”、単一製品のサポートの年間契約“プロダクトエキスパート(Product Expert)”、全製品をサポートする年間契約“ソリューションエキスパート(Solution Expert)”、ワークグループ(3ユーザー以上)向けとして、年間契約の“ソリューションエキスパート for ワークグループ(Solution Expert for Workgroups)”の計4種類を用意する。料金は、“プロダクトエキスパート インシデント”が4900円、“プロダクトエキスパート”が1万9900円、“ソリューションエキスパート”が3万4900円、“ソリューションエキスパート for ワークグループ”(3ユーザー)が5万5000円。
サポートの受け付け時間は、月曜日から金曜日までが午前9時30分～午後8時、土曜日が午前9時30分～午後5時30分。ただし、年末年始/日曜日/祝祭日/同社休業日は除く。電子メールによるサポートも行なう。
