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コダック ジャパンDPD、チノンの株式を公開買い付け――デジタルカメラ事業の強化で

2004年01月22日 00時00分更新

文● 編集部

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コダック ジャパン デジタルプロダクトディベロップメント(株)は22日、チノン(株)の普通株式をすべて取得するための公開買い付けを実施すると発表した。公開買い付けの価格は1株あたり350円で、過去3ヵ月間の東京証券取引所における売買価格の終値の単純平均となる279.5円に対して25.2%のプレミアムを加えた価格であるという。

コダック ジャパン デジタルプロダクトディベロップメント(KJDPD)はコダック(株)の100%子会社。今回の公開買い付けは、現在、コダックの研究開発センターで行なっている米イーストマン・コダック社向けのデジタルカメラの設計/開発からOEM先の開拓/管理などの事業と、やはりイーストマン・コダック向けのデジタルカメラの設計/開発と製造/販売を行なっているチノンの事業を統合することで、デジタルカメラ事業を強化するために行なうもの。コダックは現時点でチノンの発行済み株式の59.02%を所有しており、チノンのデジタルカメラ事業の売り上げはほぼ100%がイーストマン・コダックで占められているという。

公開買い付けの終了後、KJDPDはコダックからデジタルカメラの研究開発事業の移管を受け、チノンのデジタルカメラ事業を統合し、最終的にはチノンを完全子会社にするとしている。

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