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カシオ計算機、2.0インチ液晶ディスプレー搭載の500万画素デジタルカメラ『QV-R51』を発売

2004年01月20日 17時12分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は20日、モニター用の2.0インチ液晶ディスプレーと光学3倍ズームレンズを搭載した500万画素のコンパクトタイプデジタルカメラ『QV-R51』を28日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は4万5000円前後。

本体前面 本体背面
本体前面本体背面
『QV-R51』

『QV-R51』は、有効500万画素(総525万画素)の1/1.8インチ正方画素原色CCDと、焦点距離が8~24mm(35mmフィルム換算:約39~117mm)でF値が2.8~4.9の光学3倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラのエントリーモデル。本体背面にアクリル保護パネル付きの2.0インチTFT液晶ディスプレー(354×240ドット/デジタルインターフェース)を搭載したほか、撮影や再生がボタンひとつで行なえる“ダイレクトON”機能を搭載したのが特徴。起動時間が約1秒、シャッターボタンを押してからシャッターが切れるまでのレリーズタイムラグが約0.01秒、撮影した画像の再生が約0.1秒間隔で行なえるなど、処理も高速化されている。

最短撮影距離は約60cmで、接写は10~70cm。7点測距のオートフォーカスを採用する。シャッタースピードは4~1/2000秒。測光方式はマルチパターン/中央重点/スポット測光で、露出制御はプログラムAE。露出補正は±2EVを1/3EV単位で行なえる。感度はオート/ISO50/ISO100/ISO200/ISO400。デジタルズームは4倍。撮りたいシーンに合ったサンプル画像(21種類)を選択すれば、測光方式や露出補正などを最適に設定する“ベストショット”機能のほか、夜景撮影時に効果のあるノイズリダクションや、一度に3枚連続してセルフタイマー撮影を行なう“トリプルセルフタイマー”、ヒストグラム表示、撮影時に構図を決めるガイドとなるグリッド表示などの機能を搭載する。

撮影画像の記録には内蔵のフラッシュメモリー(画像記録領域は9.7MB)とSDメモリーカード/MMCを利用する。最大記録画素数は、静止画が2560×1920ドットで、動画が320×240ドット(1回最大60秒)。記録フォーマットは静止画がJPEG(Exif 2.2)/DCF準拠/DPOF対応、動画がAVI(Motion JPEG)。インターフェースはUSB(Mini-B)を搭載しており、ExifPrint、PRINT Imaga Matching II、USB DIRECT-PRINTにも対応する。撮影画像のスライドショー表示や、撮影した日付でサムネイル画像を表示してカレンダー上で画像検索が行なえるカレンダー、世界162都市(32タイムゾーン)から自宅と旅行先の日付が設定できるワールドタイム、ウェブブラウザーで撮影画像を一覧できるアルバム作成などの機能を内蔵している。電源は単3形ニッケル水素充電池/リチウム電池/アルカリ電池×2本を利用し、付属のニッケル水素充電池では約900枚の撮影が可能。本体はアルミニウム製で、手になじみやすいラウンドデザインを採用。本体サイズは幅88.3×奥行き33.4×高さ60.4mm、重量は約168g。アプリケーションとして、画像の自動転送に対応した取り込みソフト『Photo Loader』が付属し、ニッケル水素電池(2本)、充電器、USBケーブル、ストラップなどを同梱するオールインワンパッケージとして提供する。

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