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OSDL、1000万ドルのリーガルファンドを設立――米SCOの訴訟対策で

2004年01月13日 00時00分更新

文● 編集部

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NPO(非営利団体)の米オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(Open Source Development Lab)は現地時間の12日、“Linuxリーガルディフェンスファンド”(法的防御基金)を設立したと発表した。これは、Linuxユーザーが米SCOグループ(The SCO Group)の訴訟に巻き込まれた場合に法的費用を負担するために設立されたファンドで、Linus Torvalds(リーナス・トーバルズ)氏の法的費用も負担する。

このファンドは、OSDLが、会員企業、Linuxユーザーアドバイザリーカウンシルの参加企業、Linux開発コミュニティーの主要メンバーなどと相談したうえで設立したもので、全額が寄付によりサポートされる。総額1000万ドル(約10億7000万円)の調達が目標。現時点で、米IBM社、米インテル社、米モンタビスタソフトウエア(MontaVista Software)社などから300万ドル(約3億2000万円)以上の拠出の約束を取り付けているとしている。

同団体では、個人/団体/企業からの寄付金を受け付けている

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