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ルネサス テクノロジが“CE Linuxフォーラム”仕様対応の試作プラットフォーム

2004年01月09日 22時25分更新

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(株)ルネサス テクノロジは8日、“CE Linuxフォーラム”(以下、CELF)仕様対応のLinux OSを搭載した開発プラットフォームの試作品を開発し、9日に米国ラスベガスで開催の“CE Linux Forum 2004”で展示デモを行なうと発表した。

同プラットフォームは、開発用ボード『RTS7751R2D』とCELFの仕様に対応したLinux OSで構成される。概要は以下の通り。

(1) マイクロプロセッサは、当社の32ビットRISCマイコンSuperHファミリのCPUコア「SH-4」を内蔵した『SH7751R』を搭載
(2) 開発用ボードには、米Silicon Motion社製の『SM501』を搭載。『SH7751R』と組み合わせ、ビデオオーバーレイ表示、アルファブレンド、ZVポートによるビデオ入力、LCD/CRT表示コントローラ、USB(ホスト)などの各種機能を実現
(3) CELF仕様対応のLinux OSは、CELFが公開している“Linux Source Tree”のコードをベースに、リネオソリューションズ(株)が、SH-4アーキテクチャに対応するために開発してCELFに提供したパッチを適用

今後、同社はLinuxカーネル ver.2.6に対応し、ユーザの環境充実を促進していくとしている。

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