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Albatronからシンプルで低価格な“i875P”マザーが発売!

2004年01月07日 21時09分更新

文● 増田

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「PX875P Pro」
Albatron初となる“i875P”搭載マザーボード「PX875P Pro」

 Albatronから“i875P”搭載マザーボード「PX875P Pro」が発売された。意外にも同社製マザーボードで“i875P”を採用したモデルはこれが初めてとなるが、本日入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPでの販売価格は1万4800円と、同チップセットを搭載したマザーとしては格安となっている。



ゴールドのヒートシンク “ICH5”
North Bridgeに取りつけられたゴールドのファンレスヒートシンクがよく目立つオンボードインターフェイスはサウンドとLANのほかは“ICH5”によるSerial ATAが2ポートのみ
ブラケット部 パッケージ
ブラケット部の構成“Prescott”コア対応ともうたっており、FSB400から次世代コアまで幅広くPentium 4をサポートしているのも魅力的だ

 「PX875P Pro」の特徴としては、まずその価格の安さが挙げられるが、もうひとつの特徴としてオンボードインターフェイスに必要最低限のものしか搭載していないという点がある。標準で装備されるのは、Realtek製“ALC655”チップによる5.1ch対応サウンドと3Com製“3C920”チップによる10/100Base-T対応のイーサネットのほかは、South Bridge“ICH5”によるSerial ATAが2ポートのみとなる。同チップを搭載した他社製マザーには、豊富なオンボードインターフェイスを売りにする(Intel純正などの一部を除き)製品が多い中、今回のようにシンプルな構成である製品はめずらしいといえるだろう。
 拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DDR DIMM×4。North Bridgeに取りつけられたゴールドのファンレスヒートシンクがよく目立つ。またオーバークロック機能としてCPU/メモリ/AGPの各電圧が変更可能なほか、FSBも400/533/800/1200+(オーバークロック時)と豊富に用意されている。そのほか、パッケージやマニュアルには“Prescott”コア対応ともうたっており、FSB400から次世代コアまで幅広くPentium 4をサポートしているのも魅力的。マザーボードにはシンプルな仕様を望むユーザーは多く、価格の安さも手伝い「PX875P Pro」は人気の製品となりそうだ。



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