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【2004年年頭挨拶ニュースリリース】(株)ルネサス テクノロジ会長兼CEO長澤紘一氏

2004年01月06日 00時00分更新

文● 編集部

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2004年 年頭の辞

新年おめでとうございます。
昨年の4月に、ルネサス テクノロジが船出し、初めてのお正月を迎えました。その間、さまざまなことがありましたが、なんとか乗り切ることができました。また、業績面でも、みなさんの努力の結果、昨年は当初計画を上回る形で終えることができました。調査会社の発表でも、売上高で当社は世界第三位にランクされています。

今年は、DVDやデジタルカメラに続きデジタル放送を始めとする日本発のデジタル化のうねりが継続し、オリンピックの開催という比較的明るい経済環境が予想されておりますが、環境を待っていては良い結果は出せません。「自分で変革しなければ勝ち残れない」という意識を持って業務に取り組んで欲しいと思います。
具体的には、次に三つのテーマを掲げました。
第一に、「融合から飛躍」の年にすることです。旧両社のシナジーをより深化させ、お客様になるほどこれがルネサスかと感じてもらえるような形で外に出してください。

第二に、「強固な基盤」を確立することです。そのためには、強いコスト力、効率とスピード、あくことのない品質の追求という企業にとって基本的な課題を再度認識し、お客様から安心して仕事を頼まれるようになってください。

第三は、「突破力」を身につけてもらいたいということです。このテーマは、既にやっていると思われるかも知れませんが、継続的な改善を必要とするものですので、諸所の課題を明らかにし、新たな気持ちと不退転の決意で取組んでください。

以上の具体的なテーマを実行するには、情報の共有と各職場での皆さんの熱意ある活動がキーとなります。是非、全員一丸となって前進し、「ユビキタス時代のルネサス テクノロジ」を目指してください。

今年も、チャレンジを継続する年にしましょう。

(用字用語は原文のまま)

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