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NEC、日英/英日通訳ができるパーソナルロボットを開発――『PaPeRo』をベースに

2004年01月06日 19時57分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は6日、マイクから音声を入力すると翻訳して読み上げる日英/英日通訳機能を搭載したパーソナルロボットを開発したと発表した。

PaPeRoパーソナルロボット『PaPeRo』

日英/英日通訳機能搭載パーソナルロボットは、同社が開発しているパーソナルロボット『PaPeRo』(パペロ)をベースにしたもので、小型ロボットに搭載するために、プログラムサイズを小さくした高速な音声認識方式を開発したのが特徴。数万語の辞書を搭載する。これにより、旅行や観光に関する簡単な会話を、日本語から英語、英語から日本語に翻訳し、読み上げることができるという。

同社では将来、ロボットを介した日英双方のコミュニケーション支援が可能になるとしており、今後、ハンドマイクからの音声入力だけでなく、ハンズフリーの音声入力に対応した、より自然な通訳技術の研究開発を進めるとしている。

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