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【2004年年頭挨拶ニュースリリース】アダプテックジャパン(株)代表取締役ジョー・プレソ氏

2004年01月05日 16時12分更新

文● 編集部

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「iSCSI」「シリアルインターフェイス関連」「ストレージ」に注力

新年明けましておめでとうございます。

昨年の当社のビジネスをふり返りますと、主力事業であるSCSI&RAID関連製品に加え、新たなネットワークストレージ技術として注目され、業界に先駆けて開発された「iSCSI」製品の出荷開始、リテールでのアナログビデオキャプチャ製品VideOh! DVD+TVシリーズの発売などにより、厳しい市場環境のなか堅調に推移したと言えます。

2004年のアダプテックジャパンは、これまでSCSI事業で培ってきた高い技術力と世界に認められた信頼性のもと、ネットワーク対応製品とシリアルインターフェイス製品の強化、そしてネットワークストレージ関連製品の拡充に注力してまいります。

・ネットワーク対応製品の強化・新製品の発売

既に製品化されているiSCSIカード「ASA‐7211」シリーズを中心に展開し、ストレージベンダー様との協業をはじめ、iSCSIの普及・促進に一層注力いたします。

また、iSCSIとTOE(TCP/IPオフロードエンジン)の処理回路をワンチップ化し、中規模クラスのSAN(Storage Area Network)の導入を検討している企業をターゲットとしたiSCSI ASIC(特定用途向けIC)の新製品を市場投入予定です。

・シリアルATA(SATA)製品の強化、シリアルアタッチドSCSI(SAS)の開発推進

これまでのパラレルインターフェィスの製品に替わり、高速な転送速度を実現するシリアルインターフェイス関連製品を強化します。シリアルATA(SATA)の多ポート製品の追加をはじめ、次世代のハイエンドインターフェイスとして注目のシリアルアタッチドSCSI(SAS)の技術開発及び製品化をパートナーとともに推進してまいります。業界発のSAS製品を2004年中に出荷開始予定です。

・ストレージ製品の拡充

ネットワーク対応の外部ストレージ製品をさらに追加拡充し、iSCSIをはじめ今後の発展が期待されるシリアルインターフェイスにも対応した製品を市場に投入いたします。

アダプテックジャパンは、ストレージアクセスソリューションのリーディングカンパニーとして、お取引先の皆様と協力し、各分野においてご満足いただける製品の提供に一層尽力してまいります。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

(用字用語は原文のまま)

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