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【2004年年頭挨拶ニュースリリース】(株)ミロク情報サービス代表取締役会長兼社長是枝伸彦氏

2004年01月05日 16時00分更新

文● 編集部

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〈年頭挨拶〉

新年明けましておめでとうございます。

さて、昨年の日本経済は、個人消費に底堅さがみられ、企業収益においても改善傾向が続いたものの、閉塞感を拭い去るには至りませんでした。このような情勢の下、私たちは顧客ニーズに即したアプリケーションソフトウェアの開発・販売、経営情報サービスに注力するなど、全国の会計事務所と企業の経営革新を推進すべく邁進致しました。

本年は、政府によるe-Japan構想が段階的に具体化する中で、『納税の電子申告』が開始される予定です。会計事務所および企業にとって、本格的な税務会計におけるインターネットの時代がスタートします。これまでの税務申告とは異なるペーパレスによる業務処理の選択が可能となることは、まさに変革の時代が到来したことを意味します。

このような状況下、我々は、政府が目指す『世界最先端のIT国家』の実現を民間の立場からサポートすると同時に、デジタルネットワーク社会におけるリーディングカンパニーとしてさらなる成長を実現するため、「電子申告ワンストップサービス」を軸に戦略的強化を図ります。すでに「e-Japan推進室」を社内に設置するなど、かねてよりこの分野に注力しておりましたが、昨年末には、電子申告におけるキーサービスである電子証明書発行サービスを開始するために、財務会計システム分野では初めて電子署名法における特定認証業務の認定を取得しました。

また、電子申告対応ソフトウェアに関しましても本年販売を開始します。さらに、新たなインターネットサービスの企画もすでに着手しており、これまでの主力事業と組み合わせ、会計事務所や企業における経営革新、IT化対応を強力に支援する最適なトータルソリューションをワンストップで提供できる体制を構築していきます。

本年は、様々なソリューションサービスを通して『日本の中小企業』に活力を与え、日本を支える『中小企業』が頑張れる、元気になれる環境づくりに邁進し、全社をあげてサポートしていく所存です。

我々ミロク情報サービス・グループは、企業の血脈である財務会計データを最大限に活用できるシステムの提供を中心に、お客様の経営力強化を支援する役割を担っています。お客様のご愛顧、お取引先会計事務所様に日々感謝するとともに、新しいサービスの提案・開発など、なお一層の業務に臨んでいきたいと思います。 本年もこれまでと変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

(用字用語は原文のまま)

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