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楽天、インフォシークでシニア層を対象にアンケートを実施――バンキングやショッピングサービスの利用者が増加

2003年12月24日 23時40分更新

文● 編集部

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楽天(株)は24日、同社が運営するインターネット総合ポータルサイト“インフォシーク(infoseek)”において、シニア層を対象にしたインターネットの利用動向に関するアンケートを実施したと発表した。対象者の年齢は50歳から69歳で、回答数は3954(男性65%、女性35%)。期間は12月3日から12日まで。

それによると、インターネット歴が“5年以上”が全体の約4割(39.7%)で、前年の3割から大きく伸びたほか、9割以上がインターネットを“ほとんど毎日”利用しており、ヘビーユーザー化がうかがえるという。接続環境は、前年に比べて、“ADSL”が約1割増の60.3%、“光ファイバー(FTTH)”が6.2%増の9.6%となり、接続回線の急激な高速化が進んでいるとしている。

インターネットで普段利用するサービスは、“ネットバンキング”が35.3%(前年の10.5%増)、“ショッピング”が59.4%(同7.5%増)、“オークションへの参加”が27.7%(同5.5%増)。特に“ネットバンキング”が60代でも7%以上伸びているという。

同社では、インターネットが、コミュニケーションの手段だけでなく、サービスツールとしての認識が高まったと見ている。逆に、インターネットを利用し始めて「手紙を書かなくなった」「新聞や雑誌を読む時間が減った」がともに約5%増で、リアルでの活字離れが進んでいることが分かるとしている。

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