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NRA、プロが選んだ“2003セキュリティ十大ニュース”を発表――1位は“ブラスターウイルス”

2003年12月24日 22時32分更新

文● 編集部

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特定非営利団体(NPO)のネットワークリスクマネジメント協会(NRA)は24日、“2003セキュリティ十大ニュース”を発表した。

それによると、

  1. 8月25日 ブラスターウイルス脆弱なPCを攻撃――Windowsの脆弱性ネットに繋ぐだけで感染
  2. 1月25日 わずか376バイトのSlammerにネットワーク混乱――見知らぬ他人のセキュリティ不備でネット大影響
  3. 10月10日 経済産業省「情報セキュリティ総合戦略」を発表――しなやかで高信頼な社会へ…舵は切れるか
  4. 8月14日 ニューヨーク大停電の教訓――繰り返される社会システムへの警告、危機管理は?
  5. 8月25日 住基ネット本格稼動――ゆれる住基ネットの安全性論議、実験は意味があるのか
  6. 3月6日 ネットカフェに盗聴ソフトで1,600万円不正入手――具体的なセキュリティ指標の欠如が事件の背景
  7. 5月23日 個人情報保護法の成立、事件は減るか?――個人情報 漏洩すると 牢へ
  8. 4月1日 情報セキュリティ監査制度始まる――情報セキュリティは成熟への道を踏み出せるか
  9. 10月末日 ブロードバンドユーザ1,200万加入突破――ネット社会は外形から、中身や安全はこれから
  10. 12月5日 SARSの脅威、ワクチン開発で収まるか――さぁ、ずーっと流行るのか

となったという。各記事の詳細はウェブページで参照できる。 なお、ホームページでは各ニュースに“お先真っ暗”“変化の兆しが”“かなり良い傾向”のニュース分類が付けられている。

NRAは、情報化社会における情報セキュリティー技術の普及と、情報化推進のための環境整備を目的に設立された非営利団体で、関連法制度の整備などについて提言するほか、企業/自治体のシステム管理者向けにセキュリティー関連記事を掲載したメールマガジン“啓・警・契”を発行している。

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