(株)シマンテックは24日、クローン作成機能を搭載するパソコン総合管理ソフト『Symantec Ghost 8.0 Corporate Edition』を発表した。
『Symantec Ghost 8.0 Corporate Edition』では新機能“ハードウェア/ソフトウェア・インベントリ”機能を搭載 |
『Symantec Ghost 8.0 Corporate Edition』は、OSのアップグレード、ネットワーク経由のソフト配布、バックアップ、トラブル復旧などが行なうための企業向けのソフト。ネットワーク内のハードやソフトを一元管理するための“ハードウェア/ソフトウェア・インベントリ”機能を搭載しており、ハードやソフトの特性ごとにパソコンをグループ化して管理することができる。また、バックアップ/復元イメージを、管理対象のパソコンの仮想的な保管領域“クライアント・ステージング・エリア”に格納することも可能で、ネットワークの付加を軽減できるという。そのほか、ファイルやセキュリティー関連のパッチを多数の配信先に同時に送信する“マルチキャスト・ファイル転送”も搭載する。対応するファイルシステムは、NTFS、EXT2/EXT3ファイルシステム(Linux)など。
対応OSは、インストールするモジュールにより異なり、管理コンソール用の『Symatec Ghostコンソール』がWindows 2000 Professional/Server(SP4)、Windows XP Professional SP1a、Windows Server 2003, Standard/Enterprise Edition(32bit)。管理対象(クライアント)用の『Symantec Ghost コンソールクライアント』がWindows 95/98/2000 Professional/Me/XP/NT 4.0 Workstation(SP4)など。
価格は、法人企業向けの場合、100ライセンスの単価が1900円、ゴールドメンテナンス単価は1年あたり480円。VAR(リセラー)向けの場合、100ライセンスの単価は1000円、ゴールドメンテナンス単価は1年あたり240円(ライセンス数はクローンを行なう回数で決定)。