(株)IRIコマース アンド テクノロジーは15日、全国にある無線スポットを検索するウェブサイト“dokoyo.jp(ドコヨドットジェイピー)”の検索エンジンをバージョンアップするとともに、携帯電話やPHSの現在地情報を利用して検索できるようにしたと発表した。同日付けで提供を開始する。
“dokoyo.jp”は首都圏のビジネスマンに無線スポットの情報を提供するために2002年8月に運営を開始したサイトで、これまでは、駅名や住所から無線スポットを検索する機能や、PDAや携帯電話/PHSに対応した無線スポットを検索する機能を提供していた。今回、ファストフードのチェーン店や行楽地の名称から無線スポットを検索する機能“ランドマーク検索”を追加したほか、対応した携帯電話/PHSを利用した現在位置付近の無線スポット検索が追加されている。また、無線スポット数の増加に対応し、検索結果を一覧表示からページ単位に変更したという。
対応携帯電話/PHSは、NTTドコモのオープンiエリア対応モデル、au(KDDI)のGPS対応モデル、ボーダフォンの位置情報対応モデル、DDIポケットのAirH” PHONE(CLUB AirH”対応)など。各社の公開情報に依存するため、オープンiエリアはメッシュ単位、ボーダフォンは基地局周辺のスポットの検索となるという。
同社では今後、“dokoyo.jp”を基にASPとして提供している各社のサイトにも新検索エンジンを適用していくとしている。