(株)レクサスは11日、(社)日本放送協会と共同でネットワーク防御システム『ファイナルウォール』を共同開発したと発表した。価格はオープン。
『ファイナルウォール』 |
開発したネットワーク防御システムは、複数のコンピューターとIEEE 1394で接続された特殊な共有ハードディスク“ファイナルウォール(FINAL WALL)”で構成される。インターネット経由でデータを受信するコンピューターが、ファイアーウォールを突破されて攻撃された場合でも、受信したデータを“ファイナルウォール”に接続している別のコンピューターで処理できるのが特徴。複数のコンピューターからのアクセスに対する排他制御機構や、1GBあたり30秒の高速自動バックアップ機能を持つ“デュアルアクセスコントローラ”を搭載する。
開発したシステムを利用してNHKが業務データ受信システムを構築するとしており、11月に実用化試験を開始しているという。