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静音重視の小型ベアボーン「SnowKids」がAOpenから!

2003年12月11日 00時00分更新

文● 増田

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「SnowKids」 比較
小型ベアボーンPC「SnowKids」およそ外付けの3.5インチHDDケースのようなサイズと外観の同製品。本体重量も約1.9kgと比較的軽量だ

 AOpenからPentium 4-3.06GHz(FSB 533MHz)まで搭載可能な小型ベアボーンPC「SnowKids」が発売された。名前の通り、雪のように白くて小柄なデザインは、なかなか魅力的。もちろん同社から発売されているベアボーンPCとしては、最小のサイズとなる製品だ。

 およそ外付けの3.5インチHDDケースのようなサイズと外観の同製品だが、正確な寸法は61(W)×205(D)×156(H)mmと写真を見てもらっても分かるようにかなりコンパクト。電源には120WのACアダプタを採用するために、本体重量も約1.9kgと比較的軽量だ。搭載可能なドライブはスリムタイプの光学ドライブのほか、2.5インチHDD(最大60GBまで)となるが、CPUはPentium 4-3.06GHz(FSB 533MHz)まで対応するほか、メモリも通常のPC2700 DDR SDRAM(2スロット/1GBまで)が使用できる。
 採用するチップセットはVGA機能を内蔵した“SiS651/SiS962”で、オンボードインターフェイスは10/100Base-Tイーサネット機能のほか、サウンド、IEEE1394と一通り装備する。本体前面と背面に用意された各入出力ポートもUSB2.0×4、IEEE1394×3、パラレルポート、モデムポート、S/PDIFなどなどこの手の製品としては豊富で、拡張性も高いといえるだろう。



内部 背面
騒音レベルは平均値で21dB。CPUとチップセットの冷却を同時に行う仕組みと思われるユニークな構造で、GeForceFXのリファレンスVGAカードを連想させる形状だ小型ながらインターフェイスは豊富で、背面は“ぎっしり”といった印象

 また、同社が特徴のひとつとして挙げているのが“静音を重視しながら高い放熱効果を実現”というところで、騒音レベルは平均値で21dBとしている。製品には、標準でCPU用のファンレス銅製ヒートシンクが付いており、内部に搭載されているシロッコファンがCPUとチップセットの冷却を同時に行う仕組みとなっているようだ。販売しているのは高速電脳で、価格は3万9800円となっている。



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