(株)エヌ・ティ・ティ エックスは9日、iモード対応携帯電話向けサービス“goo モバイル”の提供を同日付けで開始すると発表した。これは、iモード対応携帯電話機とパソコンからiモード対応コンテンツの検索が行なえるサービス。iモードサイトのサイト単位ではなくページ単位で検索のほか、“着メロ”“待受画面”の検索も行なえるのが特徴。アダルトフィルタリング機能や、iモード画面をパソコンで擬似的に閲覧できるエミュレート機能も利用できる。検索対象となるウェブページは300万URL以上という。サービスは無料だが、iモードで利用する場合はパケット通信料などが別途必要。
エミュレート機能でパソコンの画面に表示したiモードサイト |
パソコンで利用できる機能とサービスは、フリーワード検索機能、“着メロ”“待受画面”検索機能、フィルタリング機能、エミュレート機能、iモード携帯電話へのメール転送機能、検索キーワード週刊ランキング表示(上位5ワード)。
iモード携帯電話機で利用できる機能とサービスは、iモードに対応したウェブサイトの検索機能、“着メロ”“待受画面”検索機能のほか、gooが提供しているiモード向けコンテンツ(関連サイトを含む)の紹介などとなる。関連サイトの紹介では、オンラインPCストア“NTT-X Store”や、ユニークな視点で提供する米国発最新ニュース“Wired News”、本場所の取組速報などを配信する“大相撲”を紹介している。iモード携帯電話機からは、“http://mobile.goo.ne.jp/”“http://www.goo.ne.jp/”でアクセスできる。
同社では、今後、“goo モバイル”のコンテンツの増強を図るほか、検索キーワードに最も合致するコンテンツを紹介する“ぴったりgoo”のモバイル版なども利用できるようにするとしている。なお、同社によれば、9月末の時点で、iモード公式サイトは約3800、iモード一般サイトは約6万8700を超えているという。