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エッジ、IEEE 802.11b無線LAN対応のIP電話機『livedoor SIPフォン モバイル』を発売

2003年12月09日 20時16分更新

文● 編集部

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エッジ(株)は9日、IP電話サービス“livedoor SIPフォン”の関連製品として、IEEE 802.11b準拠の無線LANに対応した持ち運べるIP電話機『livedoor SIPフォン モバイル』の販売を12月末に開始すると発表した。価格は2万円台後半の予定。

『livedoor SIPフォン モバイル』『livedoor SIPフォン モバイル』

『livedoor SIPフォン モバイル』は、無線LAN対応のIP電話機で、携帯電話機と同じ形をしているのが特徴。重量は111g。『livedoor SIPフォン モバイル』同士、および『livedoor SIPフォン』との通話は無料で行なえる。無線周波数帯域は2.4GHz帯を利用し、呼制御プロトコルにはSIPを採用。コーデックはG.711/729aに対応し、無線LANのセキュリティーは128bit/64bit WEPをサポートする。留守中にかかってきた電話に対しては、同製品に付属するメールアドレス宛てにWAV形式で録音したファイルを添付したEメールで通知する(ボイスメール機能)。指定メールアドレスへのボイスメール転送サービスも、予定しているという。

企業が海外支店や拠点などとの間にIP電話サービスを導入し内線電話として利用したり、無線LANアクセススポット(公衆無線LANサービス)を利用して通話を行なったり(認証なしのサービスに限定)、ということができるとしている。オプションとして、外線の発着信にも対応可能で、一般加入電話/非常電話/携帯電話との通話にも対応。料金は、初期費用は1480円、基本料金は月額370円。通話料は、全国一律3分7.5円、携帯電話への通話料は1分20円、国際電話についてはアメリカ本土にかける場合が1分8円など。

同社では、2004年1月から、100パーセント子会社のクラサワコミュニケーションズ(株)が展開中の店舗や、全国の家電量販店などでも販売を開始する予定。

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