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ニコン、光学3倍ズームを搭載した320万画素のコンパクトデジタルカメラ『COOLPIX3700』を発売

2003年12月03日 19時27分更新

文● 編集部

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ニコンカメラ販売(株)は3日、光学3倍ズームレンズを搭載したコンパクトタイプの320万画素デジタルカメラ『COOLPIX(クールピクス)3700』を20日に発売すると発表した。価格はオープン。

『COOLPIX3700』
『COOLPIX3700』

『COOLPIX3700』(ニコンデジタルカメラE3700)は、本体サイズが幅95.5×奥行き31.0×高さ50.0mmで、重量が約130gのコンパクトタイプのデジタルカメラ。有効320万画素(総334万画素)の1/2.7インチ原色CCDと、新しく開発した6群7枚構成の光学3倍“ズームニッコールレンズ”(焦点距離f=5.4~16.2mm:35mm判カメラ換算で35m~105mm相当/F2.8~4.9)、独自のアルゴリズムを採用した新画像処理エンジンを搭載したのが特徴。最短撮影距離は30cm(マクロではレンズ前4cm)。記録メディアはSDメモリーカードを採用。記録解像度は、静止画が最大2048×1536ドット、動画が640×480ドット(毎秒30フレーム)。ストリーミング技術を採用し、毎秒30フレーム(640×480ドット)の音声付き動画をSDメモリーカードの容量いっぱいまで記録でき、ビデオ出力端子を利用してTVなどで見ることもできる。最長5時間の音声録音が行なえる“音声レコード機能”も搭載する。

測光方式には256分割マルチ測光を採用。撮影状況や被写体に合った撮影が行なえる“シーンモード”は、ポートレート/パーティー/夜景ポートレート/夕焼け/打ち上げ花火/パノラマアシスト/スポーツ/トワイライトなど15種類を選択できる。毎秒2.5コマの連続撮影や、連続撮影した16コマの画像を1画像として記録する“マルチ連写機能”を搭載するほか、最大10コマの連続撮影を行ない、カメラが最もシャープな1コマを自動的に選ぶ“ベストショットセレクタ(BSS)”も搭載する。定点観測向けの“インターバル撮影”も可能で、撮影間隔を30秒/1分/5分/10分/30分/60分から選択できる。声や音でシャッターが切れる音声レリーズ機能も搭載している。

ファインダーは実像式の光学ズームファインダーを内蔵する。モニター用の液晶ディスプレーには1.5インチの高透過アドバンストTFT(13万4000画素)を採用し、構図の決定に利用できる格子状ガイド表示にも対応。電源は付属のリチウムイオン充電池(EN-EL5)を利用する(フル充電で約200コマの撮影が可能)。発売予定の“デュラセル(DURACELL)”ブランドのリチウム電池(CP1)では約250コマの撮影が可能)。そのほか、ダイレクトプリントを行なうための“PictBridge”に対応している。

製品パッケージはオールインワンとなっており、ストラップ/接眼目当て/SDメモリーカード(16MB)、リチウムイオン充電池『EN-EL5』、バッテリーチャージャー『MH-61』、CD-ROM(画像取り込み&編集ソフト『Nikon View』を収録)などを同梱する。

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