(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは2日、FOMAとIEEE 802.11b準拠の無線LANに1台で対応したデュアル携帯電話端末の試作機を開発したと発表した。
開発した試作機は、FOMAによる通信機能のほか、企業内の無線LANを利用した音声通話やウェブ閲覧機能を持ち、本体の形状は折り畳みタイプで、本体サイズは幅53×奥行き30×高さ103mm、重量は約123g。FOMAと無線LANの同時着信待ち受けが可能。
同社では、今後、試作機を利用してFOMAと企業内無線LANを併用したサービスの開発や機能の検証などを行ない、商用機の提供開始時には広く普及を図ることを目指すとしている。