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東芝、“SDIO Now!”対応SD/SDIOスロット搭載のPocket PC『GENIO e400』を発売

2003年11月20日 18時33分更新

文● 編集部

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(株)東芝は20日、PXA263-300MHzを採用し、“SDIO Now!”対応のSD/SDIOカードスロットを搭載したPocket PC『GENIO e400』を27日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は4万円前後。

『GENIO e400』本体正面『GENIO e400』

『GENIO e400』(PAPDA007)は、チップサイズが幅13×奥行き13×高さ1.4mmのPXA263-300MHzと、“SDIO NOW!”対応のSDカードスロットを採用したことにより、本体サイズを幅77×奥行き12.5(最薄部10.15mm)×高さ125mm、重量を約137gに小型軽量化した“GENIO e”のスタンダードモデル。ボディーにはアルミニウムを採用する。

“SDIO Now!”は、Pocket PCとSDIOデバイスの標準I/O規格で、米ビースクウエア(BSQUARE)社が開発し、ライセンス提供を行なっているもの。対応機器同士であれば機種依存せずに利用できるのが特徴。メモリーは、SDRAMを64MB、フラッシュROMを32MB、フラッシュROMディスクを32MB搭載する。ディスプレーはスクリーンライト付きの3.5インチ半透過型TFT液晶で、輝度は従来製品『GENIO e350』の約1.4倍の100cd/m2となっている。解像度は240×320ドットで6万5536色表示が可能。OSにはWindows Mobile 2003 software for Pocket PC 日本語版を搭載する。インターフェースは、SD/SDIOカードスロット(SDメモリーカードのセキュリティー機能には非対応)、赤外線通信(IrDA 1.2)、USB 1.1、クレードル接続ポートなどを装備する。

本体側面
本体側面

本体側面には録音ボタンやスクロールボタン、ホールドスイッチを、本体正面下部にはカーソルボタンとプログラムボタンを装備する。電源は内蔵のリチウムイオン充電池(980mAh)を利用し、駆動時間は約12時間(Today画面連続表示の場合)。電源がオンにできなくなってからのメモリー保持時間は約72時間。アプリケーションソフトは、Windows Mobile 2003 softwareに標準で含まれるPocket OutlookやPocket Internet Explorer、Pocket Word、Pocket Excel、Windows Media Player 9シリーズ for Pocket PCなどに加え、音声録音/再生ソフト『TOSHIBA Voice Recorder』と世界時計『World Clock』を搭載する。そのほか、同期ソフト『ActiveSync 3.7』、Outlook 2002、テキスト読み上げソフト『GENIO-SPEECH』がCD-ROMでバンドルされる。製品パッケージには、USBシンクケーブル、ACアダプター、コンパニオンCD、スタイラスが同梱される。

オプションで、底部がブルーに光るクレードル『PACRD002』やUSBホストケーブル『PAUHC001』を用意する(価格はオープン)。

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