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バッファロー、IEEE 802.11a/b/gの同時アクセスに対応した無線ブロードバンドルーター『WHR2-A54G54』を発売

2003年11月19日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)バッファローは19日、無線LAN製品“AirStation”の新製品として、“IEEE 802.11a/b/g”無線LANの同時接続に対応した無線ルーター『WHR2-A54G54』、無線LAN PCカードとのセット製品『WHR2-A54G54/P』を発売すると発表した。価格は、『WHR2-A54G54』が2万7800円、『WHR2-A54G54/P』が3万4800円。出荷は11月下旬の予定。

『WHR2-A54G54』
『WHR2-A54G54』

『WHR2-A54G54』は、IEEE 802.11a/b/gの同時アクセスに対応した無線LAN機能を搭載したブロードバンドルーター。独自の高速規格“フレームバースト”(IEEE 802.11a/g)に対応しており、これにより最大21%の高速化が図れるという。セキュリティー機能は、WPA(TKIP、IEEE 802.11b/g対応済み、IEEE 802.11a対応予定)、AES(AES/TKIP対応予定)をサポートするほか、ANY接続拒否、プライバシーセパレーター、アタックブロック、ステートフルパケットインスペクション(SPI)などにも対応する。ブロードバンドルーターとしての機能は、266MHz動作のCPUとDDR266対応メモリーを搭載したことで、実効スループットが96.5Mbps(NAT有効/FTP実測値)、フレッツ(PPPoE)スループットは94.1Mbpsになっている。PPPoEマルチセッション(最大5セッション)やVPNマルチパススルー、IP Unnumberedなどにも対応する。MACアドレス登録数は1024(セルフラーニング)。

インターフェースはWAN側が10/100BASE-TX×1、LAN側が10/100BASE-TX×4を搭載する(Auto MDI/MDI-X対応)。設定は簡単設定ツール『Air Navigator』やウェブブラウザーで行なえ、フレッツサービス用の設定“フレッツ・スクウェアプリセット”も用意されている。今後、パソコンやネットワーク家電との接続を容易にする“A.O.S.S”にも対応する予定という。本体サイズは幅38×奥行き140×高さ174mm、重量は348g。縦置き/横置きが可能。電源はAC100VでACアダプターを利用する。消費電力は最大8.25W。ユーティリティーソフトの対応OSはWindows XP/Me/2000/98/95/NT 4.0。

『WHR2-A54G54/P』
『WHR2-A54G54/P』

『WHR2-A54G54/P』は、『WHR2-A54G54』と、IEEE 802.11a/b/gに対応(a/g切り替え)したCardBus用の無線LAN PCカード『WLI-CB-AG54』(1枚)をセットにしたパッケージ。無線LAN PCカードの対応OSはWindows XP/Me/2000/98 SE。

『WLE2-WK33』
『WLE2-WK33』

併せて、新筐体の“AirStation”『WHR2-A54G54』と『WHR2-G54』専用の壁面取り付けキット『WLE2-WK33』も発売する。価格は3800円。11月下旬に出荷を開始する。壁取り付け用器具と取り付けネジ、ACアダプター(3.3V、ホワイトケーブル、長さ3m)などが付属する。本体サイズは幅130×奥行き50×高さ191mm、重量は63g。

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