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日本IBM、ブロードバンドとモバイルへの対応を強化したホームページ作成ソフト『ホームページ・ビルダー V8』を発売

2003年11月18日 19時10分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は18日、ホームページ作成ソフト“ホームページ・ビルダー”の新製品として、ブロードバンド対応機能や携帯電話サイト作成機能を強化した『ホームページ・ビルダー Version 8』の販売を12月5日に開始すると発表した。価格は1万2800円。

画面例
編集画面(写真の配置)

『ホームページ・ビルダー Version 8』は、常時接続の特性を生かす“変化するWebコンテンツ”の作成機能を強化したのが特徴。パソコンで作成したファイルを予約した時刻にサーバーに自動転送する機能(転送予約機能)を搭載しており、昼/夜など時間によりホームページのトップページを自動で切り替えたり、ウェブカメラで撮影した映像をホームページでライブ配信したりできるほか、“日記エディタ”で作成しておいた日記の文章や画像を転送することで日々の更新を自動で行なえるという。

オンラインショップ向けの機能として、最大96点の商品カタログを持つオンラインショップを作成できるウィザードを搭載し、(株)ティーカップコミュニケーションが提供する無料オンラインショップ開設サービスに対応している。携帯電話用ホームページの作成機能では、パソコン用のページを“iモード”や“ボーダフォンライブ!”に対応したページに一括変換する機能が追加された。そのほか、デジタルカメラで撮影した画像から携帯電話用アルバムを作成する機能や、自分で撮影した画像を待ち受け画面にできる“サムネイル機能”も追加されている。

また、テスト教材を作成できる“e-ラーニング機能”(国際標準規格SCORMには非対応)や、縦書きのホームページを作成するために利用できる『縦書きエディタ』、“リンク先へのパスワード設定機能”、“アンケートページ作成機能”なども搭載している。対応OSは、Windows XP/Me/2000/98/NT 4.0(SP6以上)。

製品パッケージ(ソースネクスト)
『ホームページ・ビルダー Version 8』

『ホームページ・ビルダー Version 8』のほか、『ホームページ・ビルダー Version 8 学割パック』(8800円)、『ホームページ・ビルダー Version 8 バージョンアップ版』(6800円)、10ライセンスが含まれる『ホームページ・ビルダー Version 8 グループパック』(8万6000円)も用意する。

併せて、開発者向け定期購読サービス“developerWorks Toolbox subscription”をIBM標準使用料金の50%引きで提供する年末キャンペーンを12月29日まで行なうことも発表した。これは、アプリケーション開発者向けのサービスで、ウェブアプリケーション開発ツール、Javaを利用したウェブアプリケーション開発の自習教材、IBMのミドルウェア、各種技術情報が含まれており、料金は2万8550円。

また、『ホームページ・ビルダー Version 8』はソースネクスト(株)も販売し、画像編集ソフト『デジカメの達人』をセットにした『ホームページ・ビルダー Version 8 トクトクパック』(1万5800円)もラインアップする。

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