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アイ・オー、IEEE 802.11a/b/gの同時アクセスに対応した無線LAN AP搭載ルーター『WN-APG/BBR』を発売

2003年11月17日 21時34分更新

文● 編集部

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(株)アイ・オー・データ機器は17日、IEEE 802.11a/b/g同時アクセスに対応した無線LANアクセスポイント付ルーター『WN-APG/BBR』と、同製品に無線LAN PCカードをセットにした『WN-APG/BBR-S』の出荷を12月上旬に開始すると発表した。価格は、『WN-APG/BBR』が2万1000円、『WN-APG/BBR-S』が2万7500円。併せて、IEEE 802.11b/g対応の無線LANアクセスポイント付ルーターとPCカードのセット『WN-G54/BBR-S2』の出荷を12月上旬に開始する。価格は1万8700円。

『WN-APG/BBR』 『WN-APG/BBR-S』
『WN-APG/BBR』『WN-APG/BBR-S』
IEEE 802.11a/b/g対応無線AP搭載ブロードバンドルーター

『WN-APG/BBR』は、3種類の無線LAN規格“IEEE 802.11a/b/g”の同時アクセスに対応したブロードバンドルーター。無線LANアクセスポイント機能だけを利用できる“APモード”を搭載するほか、無線LAN出力の調整も可能となっている。無線LANのセキュリティー機能は、128bit/64bit WEPのほか、“WPA”(TKIP)、“IEEE 802.1x”による認証(EAP-TLS)に対応し、SSID非通知(ANYアクセス拒否)も設定できる。ブロードバンドルーターとしてのスループットは81Mbps(同社によるFTP実測値)としており、PPPoE(PAP/CHAP)マルチセッション、ダイナミックDNS(iobb.net)に対応するほか、SPI(ステートフル・パケット・インスペクション)、フィルタリング(URL/ドメイン)などのセキュリティー機能も搭載する。VPNパススルー(PPTP/IPsec)にも対応。

インターフェースは、WANポート×1、LANポート×4を搭載する(Auto MDI/MDI-X対応)。電源は同梱のACアダプター(DC5V出力)を利用する。本体サイズは幅38×奥行き120×高さ171mm、重量は約310g。スリムタイプのLANケーブル(長さ1m)×1本、スタンド、アンテナ、ゴム足×4が付属する。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSは、Windows XP/2000 Professional/Me/98 SE、Mac OS 8.6~9.2.2、Mac OS X 10.1~10.2.8。

『WN-APG/BBR-S』は、IEEE 802.11a/b/gに対応したPCカード型の無線LANアダプター『WN-AG/CB2』をセットにした製品。『WN-AG/CB2』の対応機種は、CardBus対応のPCカード(Type II)スロットを搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。

同社では、家庭内において、LAN対応のAV機器にIEEE 802.11bを利用し、パソコン用にはIEEE 802.11aを利用するといった使い分けも可能としている。

『WN-G54/BBR-S2』『WN-G54/BBR-S2』

『WN-G54/BBR-S2』は、4月に発表したIEEE 802.11b/gに対応した無線LANアクセスポイント付ブロードバンドルーター『WN-G54/BBR』と、無線LAN PCカード『WN-AG/CB2』をセットにした製品。“WPA”もサポートする。本体サイズは幅38×奥行き120×高さ171mm(アンテナ部は含まず)、重量は約360g。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。ACアダプター、縦置きスタンド、アンテナ、LANケーブル(長さ1m)が付属する。

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