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松下、USBバスパワーのみで動作可能なポータブルCD-RW&DVD-ROMコンボドライブ『KXL-CB35AN』を発売

2003年11月17日 19時45分更新

文● 編集部 内田泰仁

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松下電器産業(株)は17日、同社のパソコン周辺機器ブランド“P3”にラインナップされるポータブルCD-RW&DVD-ROMコンボドライブの新製品として、USBバスパワーのみで記録および再生が可能な『KXL-CB35AN』を21日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は2万5000円前後。

『KXL-CB35AN』

『KXL-CB35AN』は、CD-ROM/R/RWおよびDVD-ROM/RAM/R/RWの読み出しと、CD-R書き込み、CD-RW書き換えに対応したポータブルタイプのCD-RW&DVD-ROMコンボドライブ。インターフェースはUSB 2.0またはUSB 1.1。シークタイムはCD-ROMが130ms、DVD-ROMが180ms。バッファーメモリーは2MB。本体サイズは幅130×奥行き157×高さ18.5mm、重量は約305g。

電源供給は、従来のポータブルCD-RW&DVD-ROMコンボドライブと同じACアダプターのほか、ドライブ本体の低消費電力設計により、同社のデータ記録が可能なポータブル光ディスクドライブとしては初めて、USBバスパワー給電にも対応。消費電力は、AC電源駆動時で約10W、USBバスパワー駆動時が約5Wとなっている。

USBバスパワー給電で使用する場合、通常は付属のUSBケーブル1本で動作する。一部のUSB電源供給能力が低い(USB規格で定められている500mAに満たない)パソコンに接続する場合は、パソコンに接続する側のコネクター部分が通常のUSBコネクターと電源供給専用のコネクターとの2本となっている同社独自の2叉USBケーブル“コンバインケーブル”(製品パッケージに付属)を利用することにより、安定した電源供給を得ることが可能となっている。なおパッケージには、パソコンのUSB電源供給能力をテストする『USBバスパワー診断ツール』が付属する(添付CD-ROMに収録)。

記録速度は、AC電源駆動時がCD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え16倍速、USBバスパワー駆動時がCD-R書き込み、CD-RW書き換えともに8倍速。読み出し速度は、AC電源駆動時がCD-ROM/R/RW24倍速、DVD-ROM8倍速、DVD-R/RW4倍速、DVD-RAM2倍速、USBバスパワー駆動時がCD-ROM/R/RW20倍速、DVD-ROM6倍速、DVD-R/RW4倍速、DVD-RAM2倍速。

パッケージには、DVD-Video再生ソフト『WinDVD』、CD/DVDライティングソフト『B's Recorder GOLD BASIC』、パケットライトソフト『B's CLiP』の3本のアプリケーションが付属する。

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