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韓国サムスン電子とソニー、第7世代アモルファスTFT液晶ディスプレーパネル製造の合弁会社の設立で基本合意

2003年10月28日 21時30分更新

文● 編集部

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韓国のサムスン電子社とソニー(株)は28日、第7世代のアモルファスTFT液晶ディスプレーパネルを製造する合弁会社を2004年第1四半期をめどに設立することで基本合意し、覚書(MOU:Memorundum Of Understanding)を締結したと発表した。

合弁会社は、サムスン電子が韓国忠清南道湯井(タンジョン)に建設する施設内に、ガラス基板サイズが1870×2200mmの第7世代アモルファスTFT液晶ディスプレーパネル製造ラインを敷設するもの。合弁会社の具体的な詳細については、今後、両社が協議/合意のうえ決定するとしているが、2005年夏をめどに、月産数万枚規模(基板ベース)で量産稼働することを目指すとしており、約20億ドル(約2166億円)の設備投資を予定しているという。CEOはサムスン電子から、CFOはソニーから選出する予定。

今回の合弁会社の設立は、2005年にはテレビ市場の10%を占め、全世界手1400万台規模の市場となると予測されている薄型テレビをターゲットとしたもので、サムスン電子は事業拡大を、ソニーは自社製品へのアモルファスTFT液晶ディスプレーパネルの安定した調達を図るとしている。

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