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NTT西日本、“Bフレッツ”に26GHz無線利用の“ワイヤレスタイプ”を追加

2003年10月28日 18時17分更新

文● 編集部

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西日本電信電話(株)は28日、FTTHサービス“Bフレッツ”の新プラントして、光ファイバーの引き込みが難しいビルやマンション向けに、光ファイバーと26GHz帯の無線周波数を利用する“FWAシステム”を組み合わせた“ワイヤレスタイプ”を追加すると発表した。同日付けで総務大臣に契約約款の認可申請と料金の届け出を行なった。

サービスイメージ
“ワイヤレスタイプ”のサービスイメージ

“ワイヤレスタイプ”は、ビル/マンションなどの近くにある電柱などまでに加入者光ファイバーを利用し、そこから26GHz帯の無線による通信速度が最大80Mbpsの“FWAシステム(加入者系無線アクセスシステム)”を経由して、ビル/マンション内のユーザーで共同利用するサービス。ユーザーが利用できる無線伝送速度は、80Mbpsから通信制御用ビットを除いた、最大で下り46Mbps、上り32Mbpsで、ベストエフォート型となる。ISPとの接続にはNTT西日本の地域IP網を利用し、PPPoEプロトコルを利用する。同時接続セッション数は2セッション、接続可能端末数は5台。提供するインターフェースは、10BASE-T、100BASE-TXを用意する。

利用料は、8契約以上が見込まれている場合の“プラン1”が月額利用料3500円、回線終端装置利用料が1300円の合計4800円、16契約以上を代表者が一括申し込みする場合の“プラン2”が月額利用3000円、回線終端装置利用料が1300円の合計4300円。初期費用は、契約料が800円、工事費が2万円。

提供エリアはBフレッツのマンションタイプのNTT西日本の提供エリアとなる。29日に受け付けを開始し、11月下旬以降、準備が整い次第、提供を開始する。同社では期間限定で、12月31日までに新規申し込みした場合に2ヵ月間の月額利用料を無料とする“期間限定割引”と、大学生や60歳以上を対象とした“学生割引”“シニア割引”を適用するとしている。

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