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リコー、カラー毎分16枚の印刷が可能なタンデム方式のA4カラーレーザープリンター『IPSiO CX3000』を発表

2003年10月27日 17時05分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)リコーは27日、カラーレーザープリンター“IPSiOシリーズ”の低価格普及モデルとして、カラー毎分16枚/モノクロ毎分20枚の連続印刷が可能な4連タンデム機『IPSiO CX3000』を29日に発売すると発表した。価格は22万8000円。

『IPSiO CX3000』
『IPSiO CX3000』

IPSiO CX3000は、定着ドラムにIH(電磁誘導加熱)方式を採用することで、“省エネモード”(消費電力10W以下)からの復帰時間を3秒以下を実現した低価格な4連タンデム方式のカラーレーザープリンター。タンデム方式とは、中間転写ドラムにトナーを載せて1パスで出力する印刷方式。ファーストプリントはカラー15.5秒/モノクロ13.5秒で、A4毎分10枚以上印刷可能なA4カラーレーザープリンターではクラス最速(同社調べ)。オプションの内蔵型両面印刷ユニット(2万円)により、片面印刷とほぼ同等の印刷速度を実現するという“スイッチバック自動両面印刷機能”にも対応する。ランニングコストは、各色5%でのフルカラー印刷時の試算でA41枚あたり約12円、モノクロ印刷では約3円となる。

印刷解像度は1200×1200dpi、インターフェースはUSB 2.0と10/100BASE-TX準拠のEthernet、パラレルポートを標準装備し、オプションでIEEE 1394、Bluetooth 1.1、IEEE 802.11b準拠の無線LANポートを搭載できる。ページ記述言語はリコー独自のRPCSを採用し、メモリーは標準32MB(最大384MB)、HDDはオプションで最大10GBまで内蔵可能。オプションでAdobe PostScript 3などにも対応する。搭載フォントは明朝体L/明朝Lプロポーショナル/ゴシックB/ゴシックBプロポーショナル/AR-RICOH/CN-RICOHなど(PostScript 3では平成明朝体W3、平成角ゴシック体W5、欧文136書体をサポート)。

本体サイズは幅419×奥行き536×高さ395mm、重量は31kg以下(消耗品込み)。動作音は稼働時63dB(A)以下、待機時53dB(A)以下。

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