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マイクロソフト、マルチメディア百科事典『Microsoft Encarta 総合大百科 2004』日本語版を発売――サムネール表示の“エンカルタエクスプローラ”を搭載

2003年10月23日 19時32分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は23日、マルチメディア百科事典ソフト“エンカルタ”シリーズの最新版となる『Microsoft Encarta 総合大百科 2004』の日本語版を11月21日に発売すると発表した。CD-ROM版とDVD-ROM版を用意する。価格はオープン。希望小売り価格は1万5800円。アカデミックパック(1万2800円)と、特別優待アップグレード版(7800円)も提供する。ただし特別優待アップグレード版は対象ユーザー認証機能を持つオンライン販売店のみの扱いとなるという。

併せて、12月下旬から同社が運営するポータルサイト“MSN”の“MSN エンカルタ 百科事典”としてもサービスを開始する。料金は月額930円、年額1万円。

エンカルタエクスプローラ
“エンカルタエクスプローラ”

『Microsoft Encarta 総合大百科 2004』は、一般的な紙の百科事典で約30冊の文字数に相当する約4万の項目を収録したマルチメディア百科事典ソフト。従来製品からの新規項目の追加と既存項目の改訂は約8000項目に及ぶとしており、地図帳で2万ページぶんの地図データや、動画/写真/音声/アニメーションなどのマルチメディアコンテンツを2万6000点以上収録している。世界最大のドキュメンタリー番組『ディスカバリーチャンネル』が提供するビデオ映像も23点(75分間ぶん)収録しているという。

クイックエンカルタ
“クイックエンカルタ”

また、“より使いやすく、より楽しく、より便利に”というコンセプトを基に、項目やメディアをサムネール表示する新しい閲覧システム“エンカルタ エクスプローラ”や、本文全体あるいは選択した文章にふりがなを付けて別ウィンドウで表示する“ふりがな機能”を搭載したほか、ウェブブラウザー(Internet Explorer)のツールバーに表示される“クイックエンカルタ”ボタンから直接『Microsoft Encarta 総合大百科 2004』で検索を行ない、表示された検索結果一覧から項目を参照できる“クイック エンカルタ”を搭載する。そのほか毎月インターネットで項目を最新に保つ機能も搭載している(2004年12月まで)。対応OSは、Windows 98/Me/2000 Professional/XP。

製品パッケージ『Microsoft Encarta 総合大百科 2004』日本語版

同社では、今回、購入してオンライン手続きを完了したユーザーに対して、2004年12月まで“MSN エンカルタ 百科事典”を無料で利用できるほか、オンライン英語スクール“イングリッシュタウン”の数百時間ぶんの自己学習教材と、ネイティブ教師とのライブ英会話レッスン(2回まで)を2004年12月31日まで無料で受講できる特典を提供するとしている。

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