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NTT-Xと三菱総研、“第2回FTTHユーザの利用実態調査”の結果発表――ADSLからの移行とファイル交換ソフトの利用が増加

2003年10月15日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ エックスと(株)三菱総合研究所は15日、自宅で光ファイバー回線を導入しているユーザーを対象にした調査“第2回FTTHユーザの利用実態調査”の結果を発表した。これは“gooリサーチモニター”に登録している消費者に対して行なったもので、有効回答者数は1050名。期間は8月13日から18日まで。

それによると、ADSLユーザーがFTTHに移行した比率が29.1%と前回の調査から9ポイントに増加したとしており、ADSLからFTTHに移行した理由として、下りの実効速度が遅い(47.4%)、上りの速度が遅い(31.4%)、実効速度が不安定(26.5%)などの理由が上位を占めているという。FTTHの実効速度は10Mbps以上が5割弱で、そのうち20Mbps以上が2割弱を占めるとしており、20Mbpsを超えるADSLへの乗り換え意向をもつFTTHユーザーは1%未満であり、当面、ほかの通信回線に移行する予定のないことが明らかになったという。

FTTH提供事業者の内訳は、NTT東日本がトップで(33.0%)、以下、NTT西日本(19.6%)、関西電力系のケイ・オプティコム(15.8%)、有線ブロードネットワークス(10.1%)の順となっており、利用タイプは一戸建て住宅タイプが5割強、集合住宅(マンション)タイプが5割弱となっている。

また、ファイル交換ソフトについては、現在利用しているユーザーは13.9%だが、将来利用意向のあるユーザーが39.9%を占め、今後増大する可能性があるとしている。

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