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【CEATEC JAPAN 2003 Vol.10】スタイリッシュな『INFOBAR』、auコンパニオンに人気のカラーは……

2003年10月10日 23時36分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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KDDI(株)のブースでは、今週発表されたばかりの新端末6機種がずらりと並んだ。同社は5月の“ビジネスシヨウ2003TOKYO”、7月の“ワイヤレスジャパン2003”、9月の“WPC EXPO 2003”と、IT系の大規模展示会に立て続けに出展しているが、今回は今年一番の盛況と思われる。特に、デザイン開発事業“au design project”から生まれたスタイリッシュな携帯電話『INFOBAR』(インフォバー)のコーナーは、イベント終了間際まで常に人だかりができていた。

KDDIブースより INFOBARの展示コーナー
KDDIブースよりINFOBARの展示コーナー。常に人だかりができていた

INFOBARは、赤を基調とした“NISHIKIGOI(ニシキゴイ)”、黒色のボディに黒と白の数字キーを市松模様のように並べた“ICHIMATSU(イチマツ)”、濃紺のボディにシルバーのキーが並ぶ“BUILDING(ビルディング)”という3色が用意されている。出展者にどの色がどういった層に人気か聞いたところ、NISHIKIGOIは女性、ICHIMATSUは女性と男性が半々、BUILDINGは男性に人気という。さらに、INFOBARの説明を担当するコンパニオン3人に、「個人的にどの色が一番好きか」という質問をしたところ、全員がNISHIKIGOIという答えであった。「最初に製品の説明を受けるんですけど、女の子はみんなNISHIKIGOIがイイって言ってました! 」

auコンパニオンに人気のNISHIKIGOI ICHIMATSUは、女性男性ともに人気 BUILDINGは男性ビジネスマンに人気
auコンパニオンに人気のNISHIKIGOI。持ち運び中に誤動作しないよう、左側面にキーロック用スイッチを備えているICHIMATSUは、女性男性ともに人気。「『NISHIKIGOIは派手過ぎるからICHIMATSU』っていう女の子も結構いますよ!!」(コンパニオン談)BUILDINGは男性ビジネスマンに人気という。そういえば編集長も3色の中ではBUILDINGが一番と言っていた
INFOBARボタン部アップ INFOBAR文字入力画面 INFOBARカメラで撮影
ボタン部アップ。本体より若干盛り上がっている。「意外に(!?)INFOBARは年配の方にも受けてるみたいです。ボタンが大きくて押しやすく、“シンプルフォン”みたいなんだそうです」(コンパニオン談)文字入力支援ソフトは、“推測変換機能”搭載の『ATOK for au V2』を搭載。例えば“あ”と入力すると、“あ”から過去の入力例をもとに単語をリストアップするので、少ない手数で変換が行なえる背面には31万画素のCCDカメラ(15段階デジタル4倍ズーム)と、暗所での撮影補助用ライトを備える

また 先日の発表で「10月以降に順次発売」となっていた5機種、歩行者向けのナビゲーション(経路案内)サービス“EZナビウォーク”対応の『A5501T』、EZナビウォーク/電子コンパス対応の『A5502K』、EZナビウォーク対応/FMチューナー搭載の『A5503SA』、200万画素CCDカメラ搭載の『A5403CA』、メモリースティックDuo経由で録画したTV番組の再生が可能な『A5404S』の発売時期が、展示用ポップで明らかにされていた。それによると、最も早いA5501Tが10月上旬、A5503SA、A5403CA、A5404Sが12月上旬、A5502Kが1月の予定という。

A5501T A5502K A5503SA
EZナビウォーク対応の(株)東芝製A5501T。10月上旬発売予定EZナビウォークへの対応に加えてユーザーの進む方向が画面の上になる電子コンパスを搭載する京セラ(株)製A5502K。1月発売予定 FMラジオチューナーを搭載する三洋電機(株)製A5503SA。12月上旬発売予定
A5403CA A5404S

そのほか参考出展として、携帯電話の電波に加え、地上デジタル放送の携帯端末向け電波を受信できる三洋電機製の携帯電話も展示されていた。将来的には、データ放送が携帯電話向けインターネット接続サービスと連携して、視聴した番組の詳しい情報などを携帯電話向けホームページで確認できるようになるという。なお、地上デジタル放送対応携帯電話は、三洋電機のブースにも展示されている。

地上デジタル放送対応携帯電話
地上デジタル放送対応の携帯電話(参考出展)

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