このページの本文へ

NEC、A4モノクロレーザープリンター『マルチライタ1200』など2機種を発売

2003年10月08日 18時02分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本電気(株)は8日、ファーストプリントが12秒で、毎分18枚の印刷が可能なA4モノクロレーザープリンター『マルチライタ1200』の販売を同日付けで開始したと発表した。価格は5万9800円。併せて、基幹業務用の高速A3レーザープリンター『マルチライタ6600』の販売も開始した。価格は280万円。

『マルチライタ1200』
『マルチライタ1200』

『マルチライタ1200』(PR-L1200)は、本体サイズが幅382×奥行き383×高さ252mmで、用紙カセットを内部に収容したコンパクトデザインを採用したほか、A4標準カセットに用紙を入れたまま、不定形サイズの用紙を印刷できる“手差し給紙口”を備えているのが特徴。64bit RISCプロセッサー(133MHz動作)と8MBのメモリーを搭載しており、印刷速度は毎分18枚。解像度は600dpi×600dpiで、最大2400dpi相当×600dpiの印刷が可能。対応用紙は標準カセット(250枚)がA4/B5/A5/レター/リーガル/はがき/OHPシート、手差しはそのほかラベル紙や自由紙(幅69.9~215.9×116~355.6mm)などに対応する。インターフェースはUSB 2.0とIEEE 1284(双方向パラレル)を搭載し、オプションで100BASE-TX(TCP/IP)に対応したインターフェース『マルチプロトコルLANアダプタ』(3万9800円)を用意する。電源はAC100Vで、消費電力は最大840W(平均460W以下、節電モードでは5W以下)。本体重量は約10.5kg(ドラムユニット/トナーカートリッジ含む)。ドラムユニットとトナーカートリッジなどの消耗品の交換は本体前面から行なえる。対応OSは、Windows 95/98/Me/2000/XP/NT 4.0。

『マルチライタ6600』
『マルチライタ6600』

『マルチライタ6600』(PR-L6600)は、新開発のエンジンとプリントコントローラーを搭載し、毎分71ページの高速印刷が行なえるほか、標準で2540枚、最大で6740枚の給紙に対応したのが特徴。ランニングコストもA4用紙1ページあたり1.6円に低減したという。用紙は最大A3対応で、往復はがきやOHPシートなどにも対応する。インターフェースはIEEE 1284(双方向パラレル)と10/100BASE-TX。本体サイズは幅620×奥行き780×高さ968mm、重量は約185kg(カートリッジ含む)。電源はAC100Vで、消費電力は最大1290W(平均1260W以下、節電モードでは28W以下)。対応OSはWindows 95/98/Me/2000/XP/NT 4.0、Windows Server 2003。同社の汎用コンピューター“パラレルACOS”シリーズから印刷を行なうための印刷ソフト『PrintPort for ACOS』(Windows 2000/XP、Windows Server 2003対応)のセットモデル(PR-L6600-P23、PR-L6600-P44)も用意する。価格は300万円で15日に出荷を開始する。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン