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シマンテック、スパムメールやスパイウェアに対応した“Norton 2004”シリーズ8製品を発表

2003年09月16日 23時17分更新

文● 編集部

(株)シマンテックは16日、個人向けのインターネットセキュリティー&トラブル解決ソフトの最新版となる“Norton 2004”シリーズとして、Windows対応の『Norton Internet Security 2004』など8製品を発表した。ラインアップは、インターネットセキュリティー統合ソフト『Norton Internet Security 2004』『Norton Internet Security 2004 Professional』、インターネットセキュリティー&トラブル解決の統合ソフト『Norton SystemWorks 2004』『Norton SystemWorks 2004 Professional』、ウイルス対策ソフト『Norton AntiVirus 2004』『Norton AntiVirus 2004 Professional』、ファイアーウォールソフト『Norton Personal Firewall 2004』、スパムメール対策ソフト『Norton AntiSpam 2004』。5製品を10月17日に、3製品を12月に発売する。価格は『Norton Internet Security 2004』の標準パッケージが9800円など。オンライン販売サイト“シマンテックストア”でも販売する。

代表取締役社長の杉山隆弘氏
(株)シマンテック代表取締役社長の杉山隆弘氏

同日付けで開催した記者発表会で挨拶に立った、同社代表取締役社長の杉山隆弘氏は、最先端の防衛技術を採用した新製品の投入により、デジタルインフラの安定と個人のセキュリティー保護を強くコミットしていくと意気込みを述べた。

■電子メールの半分がスパム!!

トム・パウレッジ(Tom Powledge)氏
米シマンテック社コンシューマ・アンド・クライアント・プロダクト・デリバリー プロダクトマネジメント担当ディレクターのトム・パウレッジ(Tom Powledge)氏

続いて、米シマンテック社(Symantec)のコンシューマ・アンド・クライアント・プロダクト・デリバリー プロダクトマネジメント担当ディレクターであるトム・パウレッジ(Tom Powledge)氏が、個人を取り巻くセキュリティーの現状について説明した。インターネット上での商取引が2005年には5兆ドル(約590兆円)に達するとの予測を示したうえで、個人のセキュリティーを保護する必要性が高まることを強調し、ワームなどによる“複合的な脅威”、スパムの急増、個人のプライバシーを侵害する“スパイウェア”や“アドウェア”への対策が必要であることを挙げた。

“複合的な脅威”については、ソフトウェアの脆弱性が増加していることや、3日間で220万のシステムに感染が広がったウイルス“Nimda”、Windowsの脆弱性を悪用したワーム“Blaster”“SoBig.F”などを例に、最近ではトロイの木馬とワームの組み合わせや、システムの脆弱性の攻撃、人の手を介さずに感染を拡大する、といった“複合的な脅威”となっており、広範囲に問題を引き起こすようになっていると説明した。

また、電子メールに関しては、7月の時点で電子メール全体の50%がスパムであり、この2年間でトラフィック全体の8%から50%に増加していることを示し、その内容がアダルト系コンテンツや違法コピーの販売を始めとして、不快感を与えたり、詐欺的であったり、悪意のある内容が含まれているにも関わらず、フィルタリング機能を持つソフトを利用しているユーザーが21%しかいないことを挙げ、日本での携帯電話のメールにも言及した。

Hotbarのスライド
スパイウェアの例として“Hotbar”を紹介

さらに、ユーザーの個人情報が知らないうちに盗み取られる可能性のある“スパイウェア(Spyware)”と呼ばれるプログラムが2000万台以上のパソコンにインストールされていることを紹介。キーボードから入力したデータを記録する“キーストロークログプログラム”や、ユーザーが気づかないうちにモデムで高額な通話を行なう“ダイヤラー”といった、ウイルス以外の脅威への対策の必要性を挙げた。

田上氏
コンシューマ マーケティング部プロダクトマネージャの田上氏

最後に、同社のコンシューマ マーケティング部プロダクトマネージャの田上利博氏が説品説明とデモンストレーションを行なった。

説明スライド
『Norton Internet Security 2004』

■Windows版の8製品をラインアップ

『Norton AntiVirus 2004』
『Norton AntiVirus 2004』

Norton AntiVirus 2004(ノートン・アンチウイルス 2004)』は、電子メールのウイルススキャン、メールの添付ファイルで感染するウイルスを検知する“スクリプト遮断”、セキュリティホールを悪用したワームやトロイの木馬によるウイルスから保護する“ワーム遮断”、インスタントメッセンジャーの添付ファイルのウイルスチェックを行なう“インスタントメッセージ・スキャン”などの機能を搭載するウイルス対策ソフト。新機能として、スパイウェアやインターネットハッキングツールなどの検出を行ない警告する“スパイウェア検出”、インストールする前にシステムのスキャンを行なってウイルスを駆除する“インストール前のウイルススキャン”、実行中のウイルススキャンを一時停止する“手動スキャンの一時停止”の3つが搭載されたのが特徴。圧縮ファイルのスキャンや、AntiVirusのプログラム改ざんを防止する機能、多重圧縮ファイル(10段階まで)の検査/修復、疑わしいファイルを暗号化してシステム環境から隔離する検疫機能のほか、インターネットに接続した際に、ウイルス定義ファイルや“ファイアウォール・ルール”、侵入検知シグネチャーなどのセキュリティー情報を自動的に最新情報に更新する“自動 LiveUpdate”機能など、従来からの機能も搭載している。Office XPのマクロウイルスにも対応。

“脅威検出カテゴリ”の画面
“脅威検出カテゴリ”の画面

対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000 Professional(SP1以上)/XP。電子メールスキャンに対応するソフトはPOP3/SMTP互換のメールソフトで、動作確認済みなのは、Outlook Express 4.0/5.x/6.0、Outlook 97/98/2000/2002、Netscape Messenger 4.x、Netscape Mail 6.x、Eudora Light 3.0、Eudora Pro 4.x/5.0、Becky!、Internet Mail 1.x/2.x、AL-Mail 32 1.x、PostPet 2001/V3、Shuriken Pro2ほか。ウイルススキャンに対応した動作確認インスタントメッセージングソフトは、AOL Messenger 4.7以上、MSN Messenger 4.6/4.7、Windows Messenger 4.6/4.7、Yahoo Messenger 5.0以上。

価格は、標準パッケージが6800円、5ユーザ・スモールオフィスパックは2万6600円、10ユーザ・スモールオフィスパックが5万1000円。アップグレードは4100円(シマンテックストアのみ)。発売は10月17日。

Norton AntiVirus 2004 Professional(ノートン・アンチウイルス 2004 プロフェッショナル』は、『Norton AntiVirus 2004』に、データ消去“Wipe Info(ワイプインフォ)”(シュレッダー機能)と、ゴミ箱の中を削除した場合などの削除ファイルの復元をサポートする“UnErase Wizard(アンイレース・ウィザード)”の2つの機能を搭載したビジネスユーザー/パワーユーザー向けのパッケージ。2ライセンスが標準パッケージとなっている。対応機種は『Norton AntiVirus 2004』と同じ。価格は1万800円。アップグレードは6500円(シマンテックストアのみ)。発売は10月17日。

『Norton Personal Firewall 2004』
『Norton Personal Firewall 2004』

Norton Personal Firewall 2004(ノートン・パーソナルファイアウォール 2004)』は、ファイアウォール・ルールを利用して、パソコンにインストールされているアプリケーションごとにインターネットアクセスを制御する機能、攻撃を自動的に検出する不正侵入保護機能、個人情報の流出を防ぐプライバシー制御機能などを搭載したファイアーウォールソフト。ファイアーウォールのレベルは3段階(高/中/低)に設定でき、ユーザーによるルールの追加や、自動設定にも対応。新機能として、ノートパソコンなどで設定にないネットワーク接続環境が検出された場合に設定を促したり、接続環境(自宅/会社/外出先など)ごとにファイアーウォールの設定をカスタマイズしたりできる“ネットワーク検出”、Internet Explorerのツールバーに統合できる“Webアシスタント”、上書き/設定引き継ぎインストールなどが搭載された。“Webアシスタント”では、ウェブコンテンツの設定/上書きや、Cookieのブロック、バナー広告やポップアップウィンドウのブロックなどが設定できる。

対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP。プライバシー制御に対応するインスタントメッセージングソフトは、AOL Messenger 4.3以上、MSN Messenger 3.6以上、Windows Messenger 4.0以上。価格は、標準パッケージが6800円、5ユーザ・スモールオフィスパックが2万6600円、10ユーザ・スモールオフィスパックが5万1000円。発売は10月17日。

『Norton AntiSpam 2004』
『Norton AntiSpam 2004』

Norton AntiSpam 2004(ノートン・アンチスパム 2004)』は、POP3接続による電子メールの受信時に電子メールの分析を行ない、スパムメールかどうかを判別するスパムメール対策ソフト。シマンテックが提供するルールのほか、学習機能により、ユーザーが送信するメール(メールサンプル)を解析して作成したルールを利用して認識できるのが特徴。日本語にも対応している。検出レベルは3段階で設定可能。メールソフトのOutlook Express 4.0/5.x/6.0、Outlook 97/98/2000/2002、Eudora Light 3.0、Eudora Pro 4.x/5.0と連携できるようになっており、ツールバーに“Norton AntiSpamメニュー”を統合し、自動作成される“Norton AntiSpam フォルダ”にスパムと判別されたメールを保存する。そのほか、バナー広告やポップアップ画面をカットする機能も搭載する。

スパムルールの設定画面
スパムルールの設定画面

対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP。動作確認済みの電子メールソフトは、POP3/SMTP互換で、Netscape Messenger 4.x、Netscape Mail 6.x、Becky!、Internet Mail 1.x/2.x、AL-Mail 32 1.x、PostPet 2001/V3、Shuriken Pro2ほか。価格は、標準パッケージが5800円、5ユーザ・スモールオフィスパックが2万2700円、10ユーザ・スモールオフィスパックが4万3500円。発売は12月。

『Norton Internet Security 2004』
『Norton Internet Security 2004』

Norton Internet Security 2004(ノートン・インターネット・セキュリティ 2004)』は、ウイルス対策ソフト『Norton AntiVirus 2004』、ファイアーウォールソフト『Norton Personal Firewall 2004』、スパムメール対策ソフト『Norton AntiSpam 2004』の機能を統合し、子供に不適切なウェブサイトやニュースグループへのアクセスを制御する保護者機能などを追加したインターネットセキュリティー統合ソフト。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000 Professional(SP1以上)/XP。対応する電子メールソフトはPOP3/SMTP互換で、Outlook Express 4.0/5.x/6.0、Outlook 97/98/2000/2002、Netscape Messenger 4.x、Netscape Mail 6.x、Eudora Light 3.0、Eudora Pro 4.x/5.0、Becky!、Internet Mail 1.x/2.x、AL-Mail 32 1.x、PostPet 2001/V3、Shuriken Pro2ほか。ウイルススキャンに対応した動作確認インスタントメッセージングソフトは、AOL Messenger 4.7以上、MSN Messenger 4.6/4.7、Windows Messenger 4.6/4.7、Yahoo Messenger 5.0以上。プライバシー制御に対応するインスタントメッセージングソフトは、AOL Messenger 4.3以上、MSN Messenger 3.6以上、Windows Messenger 4.0以上。

価格は、標準パッケージが9800円、特別優待版が7800円、2ユーザーライセンスパックが1万3800円、2ユーザーライセンスパック 特別優待版が1万1800円。アップグレードは5300円(シマンテックストアのみ)。優待版は同社製品または他社のウイルス対策ソフト、またはインターネットサービスプロバイダーのメールチェックサービスを利用しているユーザー向けとなる。発売は10月17日。

Norton Internet Security 2004 Professional(ノートン・インターネット・セキュリティ 2004 プロフェッショナル)』は、『Norton Internet Security 2004』に、“Wipe Info”と“UnErase Wizard”のほか、Cookie情報やキャッシュ、履歴、などのプレビュー/削除/保存機能、Active X、プラグインなどの削除機能、ダイヤルアップ接続ユーザー向けの接続維持機能などを追加したビジネスユーザー/プロ向けのパッケージ。対応機種、対応OSは『Norton Internet Security 2004と同じ。価格は、標準パッケージが1万1800円、5ユーザーライセンスパックが4万6000円、10ユーザーライセンスパックが8万8500円。発売は12月。

『Norton SystemWorks 2004』
『Norton SystemWorks 2004』

Norton SystemWorks 2004(ノートン・システムワークス 2004)』は、『Norton AntiVirus 2004』、トラブル解決ソフト『Norton Utilities(ノートン・ユーティリティーズ)』、不要なファイルを安全に消去するための『Norton CleanSweep(ノートン・クリーンスイープ)』、システムをリカバリーするための『Norton GoBack Personal Edition(ノートン・ゴーバック・パーソナル・エディション)』、パスワード管理するための『Norton Password Manager(ノートン・パスワード・マネージャ)』を統合したインターネットセキュリティー&トラブル解決ソフト。

プロファイル設定画面
『Norton Password Manager』のプロファイル設定画面(クレジットカード情報)

『Norton GoBack Personal Edition』は4月に米ロキシオ社から買収した“GoBack”ブランドのリカバリーソフトで、データの自動バックアップや、パソコンが正常に動作していた過去の任意の状態にハードディスクの内容を復帰できる機能を搭載する。『Norton Password Manager』は、パスワードや個人情報を管理するためのソフト。アクティブウィンドウのログインセッションごとなど、3段階のセキュリティーレベルに対応した“マスターパスワード”を利用できる。複数のユーザーアカウントをサポートしており、アカウントごとに権限の設定が可能。オンラインショッピング用のウェブフォームへの自動入力(クレジットカード番号/メールアドレスなど)や、ウェブページ用パスワードの自動挿入などにも対応し、パスワードや個人情報は独自のアルゴリズムで暗号化されるという。入力されたパスワードの強度を示す“パスワード強度メーター”を搭載しており、新しいパスワードを作成する際に複雑なパスワードを作成するように促すといった機能も搭載する。

対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000 Professional(SP1以上)/XP。価格は、標準パッケージが1万3800円、特別優待版が9800円。アップグレードは7000円(シマンテックストアのみ)。発売は10月17日。

Norton SystemWorks 2004 Professional(ノートン・システムワークス 2004 プロフェッショナル)』は、『Norton SystemWorks 2004』に、ハードディスクのクローニングツール『Norton Ghost(ノートン・ゴースト)』を統合したパッケージで、ビジネスユーザー/パワーユーザー向けの製品。『Norton Ghost』は、137GB以上の大容量HDDをサポートするほか、LinuxやOS/2などのクローニングにも対応。バックアップメディアには、DVD±R/RWも利用可能で、USB 2.0/1.1、IEEE 1394経由、ネットワーク経由のクローニングも行なえる。そのほか、システムのパフォーマンスを計測する“パフォーマンス・テスト機能”も搭載する。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000 Professional(SP1以上)/XP。価格は、標準パッケージが1万7800円、5ユーザ・スモールオフィスパックが6万9800円、10ユーザ・スモールオフィスパックが13万3500円。アップグレードは1万700円(シマンテックストアのみ)。発売は12月。

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