(株)アルプス社は29日、電子地図ソフト“プロアトラス”シリーズの最新版『プロアトラスW2』を利用して業務用の地図アプリケーションを開発するための開発ツールSDK『プロアトラスW2開発キット』を9月3日に発売すると発表した。価格は50万円。
開発キットのロゴマーク |
『プロアトラスW2開発キット』は、一般コンシューマー向けの電子地図ソフト/地図データを利用できるうえ、開発したアプリケーションを開発者の著作物として自由に再頒布できるのが特徴。主な機能は、全国の2.5万階層地図データの利用、番地号(地番)の住所文字列からの地図マッピング、役場/駅/学校/ゴルフ場などの施設名からの地図プロット、アイコン/文字列/図形などのオブジェクトの地図上へのマーキングなどで、地図/オブジェクトのマウス操作によるプログラム制御なども可能。地図システムOCXツールにより、顧客情報管理システム(CRM)や施設管理システム、営業支援システムを始めとする社内システムとの連携も可能という。対応OSは、Windows XP/2000/98/NT 4.0以上。開発環境は、Visual Basic 5.0/6.0、Visual C++ 5.0/6.0。
同社ではまた、『プロアトラスW2』をLAN環境で利用するための法人向けネットワークライセンスパッケージ『プロアトラスW2 ネットワークライセンス』を9月8日に発売する。