(株)サイバネテックは25日、3Uのアルミ製ラックマウント型筐体に最大16台のHDDを搭載でき、“RAID 6”に対応したRAID装置『Phoenix16SI』を発表した。価格は、容量が1280GBの『CRPX16SI-16/60/128』の153万円から。
『Phoenix16SI』 |
『Phoenix16SI(SCSI-to-IDE)』は、IDE対応のHDDを最大16台搭載可能なSCSI対応のRAID装置で、最大容量は4TB(250GB×16)。RAIDレベルは、RAID 0、1、0+1、3、5のほか、独立したパリティーをRAID 5に追加して信頼性を向上させる“RAID Advanced Data Guarding(RAID ADG)”技術を採用した“RAID 6”をサポートするのが特徴。RAID 6では、2個のHDDが同時に故障してもRAID構造を保持でき、論理的ドライブの故障率も低いという。キャッシュメモリーは128MB~1024MBを搭載可能。ホストインターフェースはUltra 160 SCSI×2チャンネルを搭載する。電源はホットスワップ対応で負荷分散型のユニット(300W×3)を搭載し、空冷装置はホットスワップ対応のものを2台内蔵する。本体は総アルミ製で、サイズは幅133×奥行き609×高さ482mm(3U)、重量は20.5kg。
価格構成として、『CRPX16SI-16/60/128』(80GB×16)の153万円から、4000GBの『CRPX16SI-16/300/128』(200GB×16)の244万2000円までをラインアップする。