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NEC、疑似サイバーアタックによりセキュリティーを検証する“ペネトレーションサービス”を開始

2003年08月22日 22時38分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は22日、企業や官公庁などの情報システム向けのセキュリティー対策サービス“ペネトレーションサービス”の提供を同日付けで開始すると発表した。これは、ネットワーク/OS/ウェブ/ハードウェアなどの各分野の専門技術者(約10名)が、情報システムに擬似サイバーアタックを試みることにより、システムの脆弱性を総合的に診断するコンサルティングサービス。専門技術者が検証対象となるシステムに対して、1ヵ月程度の期間をかけて侵入を試みるという。

診断ツールではなく、専門技術者が人手で行なうため、ユーザー側でソフトウェアなどを準備する必要がないうえ、実際の攻撃に近い状態で検証が行なえるのが特徴。料金は、1システムあたり100万円から。今後3年間で150ユーザーの利用を見込んでいる。

同社は併せて、ペネトレーションテストサービスを含んだセキュリティー検証サービス“システムセキュリティ検証サービス”の提供を開始したことも発表した。内訳は、
  1. 診断ツールによるサーバー/ネットワーク機器の診断サービス
  2. 診断ツールによるウェブサーバー/CGIサーバーの診断サービス
  3. サーバーOSの設定情報診断サービス
  4. ネットワーク機器の設定情報診断サービス
  5. システム運用体制、管理者のスキルなどのヒアリング/ガイダンスサービス

などとなっている。

問い合わせ先:IT基盤システム開発事業部 セキュリティ技術センター(TEL.03-5476-1913)

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