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東芝、IEEE 802.11a/bに対応したワイヤレスホームメディアステーション『TransCube 20』を発売

2003年08月07日 21時53分更新

文● 編集部

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(株)東芝は7日、ハードディスクレコーダー、ワイヤレスTV、ワイヤレスストレージ、ワイヤレスブロードバンドルーターの4つの機能を搭載した“ワイヤレス ホームメディアステーション”の新製品として『TransCube 20』を9日に発売すると発表した。価格はオープン。これは2002年5月に発表した『TransCube 10』の機能を強化した機種に相当する。

『TransCube 20』
『TransCube 20』

『TransCube 20』(PATRC020)は、TVチューナーと160GBのHDDを内蔵し、ハードディスクレコーダーとして、最大約230時間(長時間モード)のTV録画が行なえるほか、“IEEE 802.11a”(外付けユニット)と“IEEE 802.11b”(本体内蔵)の2種類の無線LAN規格に対応したアクセスポイント機能により、パソコンから無線LAN経由で、TV番組を視聴したり、ファイルサーバー(HDDのうち5GBが割り当てられる)にアクセスしたりできるのが特徴。ルーター機能は、WANがPPPoEプロトコルに対応し、パケットフィルタリングなどのセキュリティー機能を搭載する。VPNパススルー(PPTP、IPsec、各同時1セッション)にも対応。ルーティングプロトコルはIPv4とIPv6にネイティブ対応する。

インターフェースは、WAN(10/100BASE-TX)、LAN(10/100BASE-TX)、付属アクセスポイント専用ポート、拡張ポート×2などを装備し、拡張スロットはSDカードスロットとPCカードスロット(Type II)を搭載する。電源はAC100V。消費電力は最大60W、スタンバイ(ルータモード)では19.8W。本体サイズは幅119×奥行き357×高さ258mm、重量は約3.8kg。

リモコン付属するリモコン

接続するパソコン用のアプリケーションとして、統合アプリケーションソフト『LIVE MEDIA for TransCube V2』と、インタービデオジャパン(株)のビデオ編集ソフト『WinDVD Creator』、無線LAN PCカード1枚などが付属する。

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