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BIOSTARから価格8980円の“KT600”、“KM400”搭載マザーが発売、どちらもSouth Bridgeに“VT8237”を採用

2003年08月01日 23時10分更新

文● 増田

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「M7VIT Grand」
“KT600”搭載の「M7VIT Grand」

 BIOSTARからSouth BridgeにVIA製“VT8237”を採用したマザーボードが2製品発売された。ひとつは“KT600”搭載の「M7VIT Grand」、もうひとつは“KM400”搭載の「M7VIZ」だ。どちらも販売しているのは、ZOA秋葉原店で価格は8980円と安くなっている。



“VT8237”
“VT8237”を採用しているためSerial ATA コネクタが2ポート使用できる

 まず“KT600”搭載の「M7VIT Grand」だが、オンボードインターフェイスは6チャンネル対応サウンドと10/100Baseイーサネット機能のみとシンプルな仕様のATXマザーだ。ただしSouth Bridgeに“VT8237”を採用しているためSerial ATA コネクタが2ポート使用できる。Serial ATA コネクタが使用可能な“KT600+VT8237”搭載マザーとしては、かなり格安といえるだろう。そのほか拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1となりDDR DIMMスロットは2本と少なめだ。



「M7VIZ」
“KM400”搭載の「M7VIZ」

 一方の“KM400”搭載の「M7VIZ」は、同チップを搭載した製品としては初めてSouth Bridgeに“VT8237”を採用したMicro ATXマザーボードとなる。ただしSerial ATA コネクタは搭載せず、USBポートも背面に装備する4つので別途ブラケットなども付属しない。残念ながら“VT8237”を採用した意味はほとんどないといっていいだろう。拡張スロットはAGP×1、PCI×3、CNR×1となりDDR DIMMスロットは2本装備、オンボードインターフェイスは6チャンネル対応サウンドと10/100Baseイーサネット機能のほかチップセット内蔵のVGA機能となる。
 どちらも価格は安いので、コストパフォーマンス重視のPCには丁度良い製品だろう。



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