デルコンピュータ(株)は20日、個人/SOHO/中小企業向けハイエンドノートパソコン“Inspiron(インスパイロン)”シリーズの新製品として、15.4インチの“Dell UltraSharp”ワイド液晶ディスプレーとPentium Mを搭載する最上位機種『Inspiron 8600』を発表した。直販サイト“オンライン・ストア”などで同日付けで販売を開始する。価格は19万9800円からで、B.T.O.に対応する。
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| 『Inspiron 8600』 |
『Inspiron 8600』は、855PMチップセットを採用し、CPUはPentium M-1.30GHz/1.40GHz/1.60GHz/1.70GHz、メモリーはDDR SDRAM(PC2700準拠)を最大2GB、HDDは最大80GB(Ultra ATA/100)を搭載可能できるほか、解像度の異なる15.4インチの“Dell UltraSharp”ワイド液晶ディスプレーを搭載する。液晶ディスプレーは画面比率が16:10で、最大解像度はWXGA(1280×800ドット)、WSXGA+(1680×1050ドット)、WUXGA(1920×1200ドット)から選択できる。グラフィックスコントローラーは、カナダのATIテクノロジーズ社の『MOBILITY RADEON 9000 32MB DDR』を搭載し、オプションで米エヌビディア社の『GeForce FX Go5650 128MB DDR』『GeForce4 4200 Go 64MB DDR』も選択可能。インターフェースは、10/100BASE-TX、IEEE 1394、USB 2.0(High Speed)×2、V.92対応56kbpsモデム、Sビデオ出力、IrDA赤外線ポートなどを搭載し、拡張スロットとしてCardBus対応のPCカードスロット(Type I/II)を装備する。IEEE 802.11b/g対応無線LANや、Bluetoothなどの機能はオプションで搭載可能。光ドライブもオプションで、CD-Rの24倍速書き込み/CD-RWの24倍速書き換え/8倍速DVD-ROM読み出しのCD-R/RW＆DVD-ROMドライブや、10倍速CD-RW書き換え/2.4倍速DVD+RW書き換えのDVD+R/RWドライブなどを選択できる。電源はリチウムイオンバッテリー(72Whr)を内蔵し、最大駆動時間は約4時間。本体サイズは幅359×奥行き274×高さ38mm、重量は3.3kg(8倍速DVD-ROMドライブ、30GB HDD搭載時)。ポインティングデバイスは、スティックタイプと静電式スライドパッドを搭載する。OSは、Windows XP Professional SP1/Home Edition SP1の選択となる。
価格構成例は、最小構成となる、Pentium M-1.30GHz、256MBのメモリー、30GBのHDD、15.4インチWXGA液晶ディスプレー、MOBILITY RADEON 9000 32MB DDR、8倍速DVD-ROMドライブ、Windows XP Home Edition SP1、3年間引き取り修理サービス、24時間テクニカル電話サポート(Eメールサポート付き)、3年間パーツ保証の場合、価格が19万9800円。標準構成となる、Pentium M-1.60GHz、1024MB(512MB×2)のメモリー、60GBのHDD、15.4インチWUXGA液晶ディスプレー、NVIDIA GeForce FX Go5650 128MB DDR、DVD読み出し4倍速のDVD+R/RWドライブ、メディアベイ着脱式3.5インチFDドライブ、Windows XP Home Edition SP1、3年間引き取り修理サービス、24時間テクニカル電話サポート(Eメールサポート付き)、3年間パーツ保証の場合、価格は38万9300円。
