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アイ・オー、ハードウェアDVエンコーダー搭載TVチューナー&DVキャプチャーカード『GV-ADTV』を発表

2003年07月28日 16時26分更新

文● 編集部 小板謙次

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『GV-ADTV』
『GV-ADTV』

(株)アイ・オー・データ機器は28日、ハードウェアDVエンコーダー搭載テレビチューナー&DVキャプチャーカード『GV-ADTV』を8月下旬に発売すると発表した。 同製品は、DVコーデックチップを搭載したメイン基板と10bitA/D変換対応ビデオデコーダーチップを搭載したサブ基板で構成される。メイン基板は日本電気(株)製のDVコーデック内蔵IEE1394リンクLSIチップのほか、3D Y/C分離と3Dノイズリダクション対応の沖電気工業(株)製チップ『ML87V2104』を採用、3D Y/C分離と3Dノイズリダクションを同時利用可能な“Dual 3Dモード”をサポートしている。マルチメディア事業部AVネットワーク3課企画担当の濱一郎氏によると、「コンシューマー向けの製品で沖電気のノイズリダクションICを搭載した製品は、今回が初めてではないか」ということだ。

録画は、通常の予約録画、iEPG予約録画のほか、添付ソフト『reserMail』を使ったリモート予約録画の3種類を利用できる。同梱のDVDオーサリングソフト『Ulead DVD MovieWriter 2 SE DolbyDigital対応版』を利用すれば、DVD-VR形式でDVD-RW、DVD-Rに直接録画が可能。このほか、動画編集ソフト『Ulead VideoStudio 7 SE』、静止画編集ソフト『Ulead PhotoImpact 8 SE』、3Dタイトル作成ソフト『Ulead Cool3D SE』が同梱される。対応OSはWindows XP/2000 Professionalで、対応機種はCeleron/Pentium III-550MHz以上、Pentium 4、Athlon-550MHz以上、Duronを搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。推奨環境としてはCPUがPentium 4以上、メモリー256MB以上、HDDはNTFSファイルシステム。

カードサイズは幅175×奥行き107×高さ18mm(スロットカバー、コネクター突起部は含まず)、重量は約195g。入力端子はアンテナ端子(F型コネクタ×1)、Sビデオ入力(ミニDIN 4ピン×1)、外部ライン入力(RCAピン L/R×1)、IEEE1394(4ピン×1、6ピン×1)となっている。コンポジットビデオ→Sビデオ変換アダプターが付属する。価格は2万9800円。



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