このページの本文へ

BHA、NSW、JPXの3社が、映像圧縮技術“XVD”を利用した映像配信事業を開始

2003年07月23日 20時59分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)ビー・エイチ・エー、日本システムウエア(株)、(株)ジェーピックスの3社は23日、高圧縮率と高画質の“XVD(eXtended-play Video Disc)”技術を利用した映像配信事業“XVD映像配信事業”を行なうことで合意したと発表した。XVDは、MPEG-2の約4倍、MPEG-4の約2倍の圧縮が可能で、DVD並みの映像を約1Mbpsで、ハイビジョンなどHDTV品質の映像(1280×960ドット)を約3.5M~4Mbpsで配信できるのが特徴。

事業内容は、MPEG-2やAVIに対応したソフトによるエンコードを行なう“XVDのエンコード事業”、VOD(ビデオ・オン・デマンド)配信とライブ配信を行なう“映像配信事業”の2つ。VODではDVD画質並みの映像を配信し、ライブ配信では遅延時間が衛星中継並み(2秒程度)の映像を配信するという。

各社の役割は、日本システムウエアが、独自の広帯域/高セキュリティーネットワーク“NSWエクストラネット”や都市型データセンターなどのインフラを提供し、ジェーピックスが、サーバー開発/運用に関わる管理業務サービスと必要なソフトウェアツールを提供、ビー・エイチ・エーはXVDのライセンスを提供する。営業窓口は日本システムウエアが担当し、9月1日に営業を開始、2004年3月までに1億2000万円の売り上げを目指すとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン